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新年最初の一か月が終わろうとしている、少しだけ温かくなってきたこの放課後、
「すでに一年後が憂鬱になってきました」
資料室の棚からせっせとファイルを抜き出す作業に飽きて、そんな話題を振ってみた。
となりで作業するさくら先輩が、黙々と作業を続けながら苦笑する。
「今から考えてもしかたないよ。わたしなんか二か月後だよ? あーあ、もう三年かあ」
「さくら先輩はどうせ推薦組でしょー。いいなあ」
「選択肢としては考えてるけどね。まだ分からないよ。真冬ちゃんも、今から頑張ればまだ挽回できるんじゃないかな」
生徒会やってるんだし、とさくら先輩は付け足した。
今から頑張れば、という部分にうげげっと顔をしかめてしまう。
「勉強、そんなに嫌い?」
「超嫌いです!」
「大じゃなくて超なんだ……」
「あんなの、好きなほうが異常者なんですよ」
「わたしは嫌いじゃないけどなあ。でも三年生はその試練を乗り越えた後なんだから、ちゃんと気持ちよく送り出してあげようね」
三年生の卒業式は一か月後だ。その準備を手伝うのも生徒会の仕事ということで、私たちは前年度までの資料を漁りにきている。
背後でごとっと重そうな音がした。さくら先輩が、抜き出したファイルをまとめてテーブルに置いた音だ。私もそれに倣って、腕にかかる重さを手放すことにする。せっかく先進的な学校なんだから、こういうのも全部電子化すればいいのに。
「選択肢って言いますけど」
言いながら、パイプ椅子に腰をおろした。ちょっと休憩したい。
「ほんとはもう、けっこう考え固まってるんじゃないですか?」
さくら先輩は優等生だ。進路のことも、前々からちゃんと考えてきただろう。私と違って。
そうだねえ、と言いながら、さくら先輩も私の隣に座った。
「だいたいは、ね。確定ではないけど、たぶん希望のところに行けると思う」
けっと言ってやると、あーひどい! とさくら先輩は不貞腐れた。
冗談なんだから、そんな顔しないでほしい。
さくら先輩がねたまれる理由なんて、ひとつもない。推薦は楽をするルートじゃない。
個人の才能と努力を効率よく使った結果のひとつだ。さくら先輩はそれを成し遂げて、私を含めた一般受験組はしなかったという、ただそれだけの話。
一年生の私は、頑張ればまだ挽回できるらしいけど、たぶんそんな未来は来ないだろう。
「でもあんまり考えすぎないようにはしてるよ。推薦だともう一年もないけど、それでも何がどうなるかなんて分からないし」
機嫌を直したさくら先輩が、ぼんやりと虚空を眺めながら言った。視線の先にある、うっすらとした未確定の将来を見定めているかのような表情だった。
「あの時だって、真冬ちゃんとこうなるなんて思ってなかったし」
「あのとき?」
「真冬ちゃんを生徒会に誘ったとき」
懐かしい話だった。
春、入学したばかりこと。
霜月さん、なんか先輩が呼んでるよ、と声をかけられた。連日の雨ですっかり散ってしまった桜を、教室の窓からぼうっと眺めていたときだ。知り合って間もないその子の指さす方向にいたのが、さくら先輩だった。
当時はまだ生徒会長じゃなかったさくら先輩だけど、すでにそういう風格があった。
そんな人が私になんの用だろう、と思いながら近寄ると、単刀直入にこう言われた。
「あなたが霜月さん? わたし、生徒会の桐咲さくらです。まだ部活にも委員会にも入ってない生徒がいるって聞いて……勧誘に来ちゃった」
浅葱ヶ丘高校では、部活や委員会への加入は強制じゃない。でも、ほとんどの生徒はどこかしらに所属している。入学してからその日までの間に、所属先がないのはクラスで私だけになっていた。
そういうものに、所属するつもりはなかった。クラスの友達と表面上仲良くして、退屈を凌げればそれでいい。学校のことは、そういう場所だと割り切っていた。泥沼の人間関係を全部捨ててこっちに来ていたから、新しい相手を探すのに忙しかったのもある。
なのに、気づけば生徒会の活動に参加していた。
さくら先輩に誘われて、活動を見学して、四月が終わるころにはそうなっていた。
思えば、このときすでに、私はさくら先輩に惹かれていたのかもしれない。
来ちゃった、と言って、にこりと笑ったさくら先輩を思い出す。
今では慣れっこになった、大人っぽさの中にわずかに含まれる無邪気さ。
花びらを失った桜の木々が寒々しくて、空気が淀んだ曇り空の中、さくら先輩の周囲だけが春の穏やかさを残しているように見えた。ぽかぽかと心地よく、日向ぼっこをしているかのような錯覚が、優しく、でも抗えない力で、私の手を引いていた。
あのころはさくら先輩がレズビアンだって知らなくて、私もさくら先輩とこうなるなんて思わなくて……確かに、先のことは分からない。
今も裸になっている桜の木々が再び色づくとき、私たちはどうなっているんだろう。
そんな風に、過去と未来のことを考えていると
「真冬ちゃんは、生徒会楽しい?」
さくら先輩が、そう聞いてきた。
「楽しいですけど、突然どうしたんですか?」
「真冬ちゃんにはもらってばかりだから……ちょっとでも、楽しいとか、嬉しいとか、なんでもいいんだけど、何かあげられてたらなって」
「そんなの、べつに気にしなくていいのに……」
本当に、気にすることじゃない。私は、さくら先輩になにもあげてない。
「私はさくら先輩の都合のいい女なんですから」
「でもそれって、恋人らしくない気がする」
「恋人らしさって、なんですか?」
「……対等であること、かな。一般的な考え方かは分からないけど、わたしはそう思う」
もしそうなら、私とさくら先輩が恋人らしくなる日は永遠に来ないだろう。
「対等なんて、わたしが言うことじゃないけど……それでもね、少しでもなにかあげられていたら嬉しいの」
「だから生徒会ですか?」
「わたしが今大切にしてるもので、真冬ちゃんにあげられてるとしたら、それくらいだから」
だったら、やっぱり私とさくら先輩は対等じゃない。
私だけが、もらい続けている。
生徒会の活動は楽しい。お世辞じゃなくて、心から。
必要だから通うだけの場所と割り切っていた学校で、思いがけず得た充実した生活。
全部、さくら先輩のおかげだ。
さくら先輩が誘ってくれて、さくら先輩が私みたいな人間でも居心地がいい組織を作ってくれて、さくら先輩がいつも優しかったから、私はまだ、ここにいられる。
そうじゃなかったら、私みたいな不真面目な人間に生徒会なんか務まらない。
それに――
「そんなことないですよ」
身を寄せて、ぽてっと頭をさくら先輩の肩にのせる。
「恋人の対等って、そういうのじゃないと思います」
「じゃあ、どういうのが恋人の対等?」
さくら先輩の腕が、私の肩に回された。
「好きって気持ちを相手にあげられるかどうか、とか」
「相手をどれくらい好きか、じゃなくて?」
「それはあげてるものじゃなくて、もらってるものって気がします」
「そっかあ」
「そういう意味じゃ、私はさくら先輩にたくさんもらってますね」
「わたしのこと、真冬ちゃんは好きでいてくれてる?」
「好きです。さくら先輩だけが、好きです」
言葉にするのと同時に、好き、とさくら先輩に言うのははじめてだと気づいた。
「わたしも、大好き」
優しい、心を落ち着かせる声が、泡のように私を包む。
やっぱり、私とさくら先輩が対等だとは思えない。
*
大好き。
愛を伝えるその言葉が、喉に詰まって違和感を残す。
納得できなくて、腑に落ちなくて、疑心だけがへばりつく。
ずっとそうだ。好きだと言われるほどに、好意を強く感じるほどに、向けられる気持ちに胡散臭さを感じてしまう。好意の存在は分かるのに、その実体は掴めない。
どうして、人の気持ちを隅々まで把握する術はないんだろう。
もしかしたら、恋人同士の対等なんてありえないのかもしれない。相手に対する好意がみるみる成長するのを自覚する傍らで、本当に好きなのは自分だけかもしれない、きっとそうだ、という疑心も育まれていく。好きになればなるほど、相手にあげているものが、もらった気持ちに見劣りするように思えてしまう。
恋くらいじゃ、なにも変わらない。
陽ちゃんに言ったことは、間違いじゃなかった。
*
ふたりで生徒会室に戻ると、ほどなくして会議が始まった。
会議といっても、どこか弛緩した穏やかな空気が流れている。
慣れた様子で司会進行をするさくら先輩も、まるで日向ぼっこの最中みたいにのんびりしたものだった。外の寒さとは裏腹に室内は暖房がよくきいていて、それも影響しているのかもしれない。
「ええっと。次は卒業式にむけた準備についてだけど……まあ知っての通り、生徒会がやることはほとんどありません。前日までの会場準備を手伝うのと、当日は先生方のちょっとしたサポートがあるくらい。始業式や終業式と大差ないと考えてくれて構いません」
そこで「えっ、苦労して集めた資料は何だったんですか?」と、陽ちゃんが茶々をいれた。
この学校の資料室はふたつあって、私たちが第一資料室担当、陽ちゃんが第二資料室担当だった。第二資料室は狭くて埃だらけらしく、「はずれ引いた……」と陽ちゃんが愚痴っていた。私とのじゃんけんによる公正な役割分担だから、恨むなら自分の運のなさにしてほしい。
もちろん、陽ちゃんだって冗談のつもりだ。先輩たちも分かっているから、まあまあと苦笑まじりに相手をしてくれていた。
さくら先輩も
「大してやることがないってことを確認するのも大事な仕事だよ。ありがとね、安住くん。真冬ちゃんも」
と言って宥めてくれる。
そしてそこから脱線が始まった。話がどんどん明後日の方向に飛んでいく。
二年生はともかく一年生まで当日参加する必要があるのか? とか、自分たちの代では卒業式のあとにパーティーやりたいよなーとか。
どう見てもただの雑談だけど、さくら先輩が止めることもなく、むしろ積極的に会話に参加している。
この生徒会らしい光景だ。生徒の要望を聞き届け、その実現に向けて奔走する組織は、実際に入ってみると想像よりずっと柔軟だった。真面目一辺倒のお堅い組織じゃない。ノリが良くて忙しくなることはあっても、その基本スタンスは「いつでも楽しく」。
だからこうして真面目な会議でも脱線することは多い。あるいは、脱線を楽しむのがメインみたいなときも、今みたいに忙しくない時期限定であったりする。
さくら先輩が大事にしている、この居心地がいい場所を、私も気に入っている。
「そういえばさくら。送辞の内容ってもう考えてたりするの?」
さくら先輩のとなりで、家名先輩が言った。
「大体はね。まだ文章にはしてなくて、頭の中でぼんやり考えてるだけなんだけど」
「さくらなら困ることはないだろうけど……もし詰まったら手伝うよ」
「ありがと。頼りにさせてもらうね」
そんな会話を交わすふたりを、周りは微笑ましそうに眺めている。当たり前だ。ふたりは恋人なのだから。
「去年の送辞とか残ってないの? マルパクはさすがにあれだけど、参考にはなる気がする」
「それがね。去年の送辞、一昨年のやつのほぼマルパクだったの」
「マジか……ほぼ?」
「間違い探しかなってくらい微妙に言い回し変えてるとこも、一応はあったから」
「意味あるのか、それ? うちの生徒、生徒会含めて自分たちがやりたい企画以外はてきとうなとこあるからなー」
「卒業式の一週間前が球技大会だし、そのせいかもね。去年も思ったけど、三月はちょっとスケジュール詰めすぎだと思う」
まるで仲睦まじい恋人のよう。
実際、家名先輩はそうなることを望んでいるし、さくら先輩はそう見えるようにふるまっているから、その印象は間違ってない。ここにいる全員の目には、きっと私と同じものが映っているだろう。
もし、みんなが実態を知ったらどんな反応をするだろう。
そこにいる桐咲さくら先輩は、私、霜月真冬とセックスをしています。
その隣にいる家名俊哉先輩も、私、霜月真冬とセックスをしています。
誰も信じないだろうな、と、頭の中からその想像を消去した。
衆目の前でどちらかとキスでもしない限り、出来の悪い冗談にしか聞こえない。
そもそも暴露する気なんてないし、無意味な想像だ。
ようやく本題に戻ったあとも、会議はどこか締りのない雰囲気のままだった。
最後にさくら先輩が「本日の定例会議を終了します。お疲れさまでした」と告げてから、それぞれに帰宅の準備を進める。そのどさくさに紛れて、私のスマホにはひとつ、短いメッセージが届けられていた。
家名先輩からだった。
*
「さくらが冷たい」
生徒会が終わったあと、すっかり慣れた様子で私の部屋に来た家名先輩は、ベッドの上で愚痴を言い始めた。
もう何度目になるかも分からない愚痴だ。
それを、私は意外な気持ちで聞いている。
「そうは見えませんよ。今日とか仲良さそうだったじゃないですか」
今日だけじゃない。ここ最近のさくら先輩は、本人が言っていたように、ちゃんと「彼女」らしい振る舞いができている。
ところが、家名先輩はなぜか不服そうにしている。
「前よりはいい感じになってきた気がするけど」
言い淀む家名先輩を見て、なんとなく分かった。
「セックスはさせてもらえないのが不満なんですね」
「……そう」
「相手は私じゃないんですから。あのさくら先輩ですよ?」
「分かってるよ。さくらは清純派だし、そういうのは苦手なんだろうなっていうのは感じるし」
清純派。さくら先輩がアイドルであるかのような表現だ。やっぱりこの人はさくら先輩のことを神聖視しているきらいがある。
それを悪いとは思わない。誰かを好きになる理由は、きっと自分じゃ決められない。同意も共感もしないけど、それ自体を否定することはできなかった。
私だって、さくら先輩に身勝手な気持ちを抱いている。
「分かっていてもセックスはしたいと」
「……したい」
「欲望にまみれてますね」
「しかたないだろ。そういう霜月さんこそ……」
「そうですよ。私はさくら先輩と違って、セックス大好きなビッチですから。だから、とりあえず今は私にしときましょうよ」
そのつもりで押しかけてきたんでしょ? という意味を言外に含ませて、私は家名先輩をベッドに押し倒した。そうしながら、またシーツを洗濯するのが億劫になる。いくらセックス大好きな私でも、事後の処理はそれなりにめんどくさい。
私の心境を知るよしもない家名先輩は、溜まっていたものを消化できるのが嬉しいらしい。なにやらやる気満々で、マウントポジションをとっていたはずの私は、あっさりと位置をひっくり返されてしまった。かなり力任せで、ちょっとびっくりした。
先週の金曜日にしたばかりだけど、本当なら毎日でもしたいのかもしれない。もしそうなら私と一緒だ。同時に、さくら先輩とは違うな、とも思う。さくら先輩はそれほどセックスを求めない。したくないわけじゃないから、そういう雰囲気になったり、私が誘ったりすれば、拒まれることはまずないけど、さくら先輩にとってそれは、あくまでも恋を構成するパーツのひとつだ。意味もなく二人っきりになったり、たまにデートをしたり、相手のふとした仕草にどきりとしたり……そういうのと同じ場所に、さくら先輩にとってのセックスは並べられている。
私はいつだって、さくら先輩とセックスしたいけど。
「がっつきすぎじゃないですか?」
家名先輩は乱暴だった。そういう趣味なのは知っていたけど、今日はいつも以上に過激だ。
「やりたいようにしろって、前に言ったの霜月さんだし」
「言いましたね、確かに。でもこういうの、ほんとはさくら先輩にしたいんだろうなーって思ったら、ちょっときもいなって」
「ひどくないか?」
今まさにセックスをしている相手に言うことじゃないかもしれない。
でもきもいと思ってしまった。家名先輩の想像では私がさくら先輩に置き換わっていると考えると、足元から冷気が這い上がってくるような感覚になって、一気に鳥肌がたった。
自分がされるぶんには、なんとも思わないのに。
「だったらさ、霜月さんはなんで俺とこんなことしてるの?」
そのとき、家名先輩は私にキスをした。
聞いておいて口をふさがないでほしい。
家名先輩の口内に舌を入れながら、ぼやけた意識で答えを探ってみる。
私、なんでこんなことしてるんだっけ。
簡単な答え――いつだって不安だからだ。
小さいころ、最初は愛の根拠を探した。真冬ちゃんのことが大好きよ。母がくれた言葉が真実だと証明しようとして。結局、なにも見つけられなかった。
次第に言葉の裏を読むようになった。愛の根拠はどこにもない。ならその言葉は嘘かもしれない。嘘ならそんなことを言う理由はなんだろう。嘘っぱちの愛で何を得ようとしているんだろう。それすら正体を掴めなくて、おかしくなりそうだった。
恋人たちとの関係は、本当に狂ってしまわないための対症療法だった。不信でにごりきった心を一旦クリアにする。そのための体の関係は、ひとつじゃ足りない。
セックスの効果はしょせん一時凌ぎ。効き目がきれると心は瞬時に濁りきる。濁ったら、またクリアにするためにセックスをする。それを延々と繰り返す。繰り返すほどに、一回の効果は薄くなっていく。薬のように、依存の具合が次第にひどくなる。なのにセックスの相手と常に予定が合うわけじゃない。ひとりじゃセックスはできない。だったらストックは多いほうがいい。
セックスができる程度には気に入っていて、でもカテゴリーに分けられる程度には特別じゃない相手を摘まみ食いすることで、私は心を安定させてきた。
さくら先輩を好きになっても、それは変わらなかった。恋は私を安心させてはくれないし、よりいっそう不安にさせる。
だって、カテゴリーでは括れない相手だ。摘まみ食いするには特別すぎて、代わりは誰もいない。失ったときに空くだろう穴の大きさは、想像するだけで胸が苦しくなる。
きっと誰もが抱くだろうその苦しみを、どうすれば和らげることができるんだろう。
その方法はひとつしかない、と思う。
相手の好意を信じること。
そうすれば、不安は霞んで見えなくなる。
たぶん。
私にはそういう経験がない。
だから、私はストックを手放せない。たったひとつの特別だけを残すなんて、そんな恐怖は背負えない。恋という大好物よりも、アルファベットで分類可能なジャンクフードを摘まみ食いするほうが安心する。
そういったことを、家名先輩に教える気にはならなかった。
「……なんとなくです」
家名先輩が「そう」とだけ言って、私たちはセックスを続けた。
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