脚を取られる

男は見知らぬ部屋で目を覚ました

部屋を見渡すと脚の壊れた机が散乱している

脚が壊れていない机は男が寝ている長机だけだった


男は長机から降りて部屋を調べていると

壊れた机に脚を捕られて転倒しそうになる


男は咄嗟に手を伸ばして長机の脚を掴んだ


部屋中に声が響く


『これより脚の引っ張り合いを始める』




この話を原案にした短編小説はこちら

https://kakuyomu.jp/works/16818093082271079316/episodes/16818093082373064461

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