第25話 皇居前ダンジョン
さて。昨日は45階層まで潜ったから今日で終わりかな?
皇居前のダンジョンを潰さないといけないからな。四ツ谷と南原には高校前のダンジョンでレベル上げを命じてあるし、そこは問題ないだろう。
それじゃ潜ろう!
46階層、キラーマンティス
この階層のキラーマンティスは初めてか?
流石にでかい釜を振り回してくるので怖いな。取り敢えず切り崩して首を狙うがなかなか切らしてもらえないので魔法を打つとガードが下がったので首を斬り落とす。
ドロップは大鎌と金のスキル玉と魔石。
47階層、ライノス
サイのようなモンスターだなぁ!と思ったら突進してくるので危なかった。表皮も硬いようなので疾風迅雷で打ち倒して消滅させる。ドロップはツノと皮と魔石だ。
48階層、ティラノサウルス
えっ?ドラゴンだけど恐竜かよ!まぁ、動きも遅いし弱かったからなんとかなったがビックリするなぁ。ドロップは皮と魔石、
49階層、マンドラゴラ
いやいや。これは抜けないでしょ?取り敢えず魔法を、連発してたら消滅した。ドロップはマンドラゴラと魔石。自分がドロップかよ。
50階層、レインボードラゴン。
レインボーに光り輝いてるけどさ、魔法を連発してくるがこちらも避けて切り崩して戦う。魔法の連発が多すぎてなんてやなやつなんだ!まぁ、倒せたからよかった。ドロップは虹色のスキル玉と皮と極大魔石。
宝箱には金のスキル玉に金貨5枚だった。
虹は限界突破、金は騎士だった。
先に進むとダンジョンコアがあったので取ると外に出た。塔はすっかりなくなったのでよかった。塔の中にいた自衛隊員も外に出ているが怪我していたのでヒールをかける。
「ありがとうございます」
「いいえ」
っと電話をかけないとな。
「あ。知念です。皇居前の撤去終了しました」
「ありがとう!こちらも今から記者会見だ!」
「頑張ってください」
「まぁ、気楽に行くよ」
と言って切った。
記者会見を気楽に行ける度胸が欲しいよ。
あ?何処かで度胸があった気がするが俺には関係ないか。
取り敢えず高校前に行ってみるか、タクシーで高校前まで行くと、人だかりができているので隙間を縫って行く。
名刺を見せて入って行くとフラッシュが焚かれるのでさっさと中に入る。
中に入ると資材が搬入されていてギルドの建築が始まっていた。
流石早いな。いや、ちょっと遅かったか。
ちょうど出てきた二人の元に向かうと、疲れ切っていた。
「どうしたんだ?」
「またあれっすレアが出たっす」
「あれはどうにもならないなぁ」
「死にかけますよ本当に」
「あはは、それだけ喋れればもうワンランクあげても大丈夫じゃないか?」
「課長いじわるですねー」
「あはは悪い悪い。でも、それでも勝って戻ってくるんだから大したもんだよ」
「じーー」
「分かった。今日も晩飯に付き合うよ」
「やった!今度は海鮮もいいっすね」
「寿司?行っちゃう?」
「何処でもいいよ」
「「やった」」
そして奥の方でへばってるバカ二人を見つけた。
「なーにへばってるんですか?」
「なんだ?笑いに来たのか?」
「いえ。頑張ってるなーと思いまして」
「教官が鬼なんだよ!」
「あはは、それはしょうがないですよ」
「俺はもう43だぞ!疲れるのも早いんだよ」
「それはいいっこなしでしょ?あっちでがんばればよかったのに」
「たられば言っても仕方ないだろ」
「それは同感です」
「まぁ。頑張ってくださいね」
本当にあの二人はようやく変わってきたのか?
「あ、もう一回さわりましたか?」
「なんに?」
「あそこにある水晶に」
「なにかあるのか?」
「もう一度もらえますよ、スキルが」
「「早く言え」」
そう言うと二人は我先にと触っている
二人は触って喜んでいるがおっさんが剣術に若いのが剣士か、まぁ、無職よりいいわな。
さてと二人を連れて会社に戻りたいのだがな。
よし!さっさと行こう。
「二人とも帰るから支度を」
「もう出来てます」
よしなら行こうか。
出るとフラッシュを焚かれて質問攻めだが何も答えないでタクシーに乗り込む。
「っはぁ、、」
「疲れるっすね」
「あ。工藤グループ本社にお願いします」
「それより今日は寿司でいいっすか?」
「ああ。いいぞ?」
「「やったー」」
本社に戻り自分のデスクに座ると。
書類が置いてあり、履歴書だな。
「
「おっ!新人っすか?かわいいですかね?」
「それセクハラ!しかも私が可愛くないみたいだし!」
「おぉ。セクハラになるのか、すまんな」
“コンコン”
「はい」
「今日付けでこちらに移動になった西園寺綾香と言います!よろしくお願いします」
「あぁ、よろしくお願いするよ」
「じゃあそこのデスクで」
「はい!」
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レベル1 職業 剣士
スキル 中級剣術
ユニーク 一閃
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へぇ、最初から中級でしかもユニーク持ちか。
「じゃあこれを読んでくれ」
「はい!」
「あ。これは生活魔法というものですか?」
「そうだよ、取り敢えずダンジョン課の課長の知念久遠だ」
「四ツ谷瑞稀っす」
「南原清正です」
「とりあえず二人についていけるように頑張ってな!」
「はい!」
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