応援コメント

第49話 大農園 ”神の園” 羊達とこの農場の謎」への応援コメント

  • 錬金術が存在するファンタジー世界って、化学が発展する下地が既に出来上がってるイメージありますよね。
    当たり前のようにに存在してる体力回復ポーションとかって、普通に考えると凄まじいテクノロジーですもんね。
    そんな世界だから現代知識をちょい足しするだけでも、時代を先取するような事も、いろいろ実現できちゃいそうですね。

    作者からの返信

    いつもコメント頂きありがとうございます。

    錬金術は元々、科学や医学的な面がありましたからね。

    ですが魔法、魔術で身体を治すという面は完全にファンタジーです(笑)

    私の拙作では歴史に物語の種となるヒントがありまして

    錬金術という面白い言葉が出てきたので
    ここで一つ、雑学を披露させて頂きます。

    万能薬と言えば
    16世紀の錬金術師パラケルススが作った普遍医薬『アルキドクセン』が有名です。

    当時彼は普遍医薬を
    別名 不老不死の霊薬(エリクシール)、賢者の石、と呼んでいて

    彼のその研究によって
    酸化鉄や水銀、アンチモン、鉛、銅、ヒ素などの金属の化合物を初めて
    医薬品に採用されることとなりました。

    故に、彼は『医化学の祖』と呼ばれているそうです。

    しかし、彼はアヘン剤を作ってしまった張本人であり
    また彼の作る薬はどれも重大な副作用のある問題ばかりでした。

    この物語でもそうなるかどうかは
    さて置いておき、そんな歴史背景がございます。

    また、アヘンやモルヒネも
    元はギリシア神話から名前がついているように
    麻薬は太古の医療、宗教観と密接につながっていて
    古代ヨーロッパの文化であるという事実があります。

    注意:麻薬は犯罪です。ダメ、ゼッタイ!!

    そして、
    錬金術が生み出した発明で、もう一つ有名なもの

    それがアルコールであり、次のお話へと続いていきます。

    編集済