第7話 星空の下、一杯を欲して/スティリア先生

星空の下、一杯を欲して/スティリア先生

https://kakuyomu.jp/works/16818023213884039938


 スティリアには五人の女性が在籍しており、わたしは特にサーシャさんにお世話になっております。去年末の企画「Write or Read! お題で短編書いたら、激辛口で批評するよ。」では、鈍りなまりきったわたしの文章を叩き直してくださいました。二ヶ月であんなに書いたのは久しぶりで、多くの方たちとの出会いもあって楽しい時間でした。


 さて、本作品はサーシャ×しえるという百合百合いちゃいちゃな短歌になっております。ちなみに、わたくしもサーシャ×しえるの超妄想小説を書いたことがありまして、なにやら期待と興奮を覚えております。



いっぱいの 盃を手に 君想ふ 今宵のそらは いかが過ぐさむ サーシャ

いっぱいで よひも知るまじ 君の目は いかでか星を 見れるとや言ふ しえる


 ああん?(素の声) 何このイチャコラ感は!


 空を見て彼女を思うサーシャさん。酒に酔っているのか恋に酔っているのか判然とせぬ恍惚感が漂っております。対するしえるさんは「そんなに呑んじゃって。そんなんでわたしのことちゃんと考えてくれてるの?」みたいな、ツッコミ系惚気&すねすねで返しています。うっっわ、なにこれ(キュン死)

 以降ビールが出てきますが、こちらは樽一杯の蜂蜜酒ミードを飲まされている気分です。うっぷ。(もっとやれ)



届かざる 見上げるだけの ひとり酒 ほしとおもへど そらはぞ満ちぬ しえる

ほし明かり たよりにゆかん そらのもと 待つとし聞かば 逢はむとぞ思ふ サーシャ


 メッセージアプリで、


しえる「色々言ってるけどぉ、結局はわたしのところにすぐに来てくれるわけじゃないし(ぷんぷんの絵文字)」

サーシャ「行きますわよ(ヒック)、今すぐ行きますわよ(汗つきの顔文字)」


 みたいな会話をしてるんですねわかります。へえーしえるさんから「おねだり」するんですか。なるほど、勉強になりました。(勉強になりました)


想ひしは 君も同じと 思ひけり ほしそら恋す 言葉はいらず しえる

あさましき されども君ぞ 恋しけれ 君でいっぱい 君といっぱい サーシャ


 うわああああ。こいつら、めんどくせええええええ!(最高!)


 愛に等分なんてないことを知っているのに「君も同じ」ことを拗ねながら強請ねだるしえるさん。そしてそんなしえるさんの女としてのを「あさましい」と嗜め、彼女への想いを酒を酌み交わすという表現でやんわりと照れ隠ししながらも、あなたしえるで胸がいっぱいと言っちゃうサーシャさん。


えーと、これ、感想、いります?(笑)


 もうそのまんまやないですか。わたしたち読者が入る余地なんてなかりけりですわよ。本当に。


 ということで、あまあまエチエチな短歌ありがとうございました。イチャコラに特化した感想を書きたかったのでビールのところは割愛させていただきました。(残念)



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