2024年02月21日ケイゴ 耳を澄ませて

私は基本的に敬語で話す。

相手が何様だろうと関係なく、敬語を使う。

理由はだからだ。


ところが、大方の人々は立場によって敬語を使ったり使わなかったりする。

よく問題視されているのが、「飲食店の店員に敬語を使わない横柄な中年男性」である。これ一体なんなんだろう。

とりあえず敬語使っときゃいいじゃんか。そのほうが万事丸く収まるじゃんか。

なぜタメ口という巨大なリスクを背負うんだ。


私には持病があるため、月に一度通院している。

医者は敬語を使わない人が多い。

使う人と使わない人の比率は50:50といったところか。

「敬語を使わない医者はヤブ医者」と断じてしまいたいところだが、そうとも限らない。

以前、とある病気にかかって近所の泌尿器科に行ったのだが、そこの先生、物腰が柔らかくてエレガントな敬語を使うけど、全然役に立たなかった(あとで知ったのだが、Googleでの評価がおそろしく低い病院だった)。

次に、やや遠方にある泌尿器科で診察してもらったら、一発でその病気が治った。

担当した医者はタメ口の上に私の事を写写丸みたいに「名字+クン」で呼んでいたが、治してくれたからそれでいいのだ。

なーんだ、敬語なんてどうでもいいんじゃん(自己解決)。


※タイトルは名作映画『ケイコ 目を澄ませて』のパロディです。

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