第3話

「ははっ…なんの真似だ?」

突然の裏切りに驚いたその時、後ろから死んだはずの仮崎が攻撃を仕掛けた

「そういう事か!!!」


「この剣はただの剣じゃないのは知ってるはず

もちろん…あなたのこともね」

あんはますかさはただ者じゃないことを知っているようだ


「俺はますかさでは無いことを見破るとは…計算外だ……ここはまた撤退して立て直すか…」

ますかさはまた姿を消した。


戦闘の後、仮崎はあんにずべてを質問した

「教えてくれ………あいつはなんなの?!

この剣はなんなの?!」


あんはこの質問に対して

「いいよ……」


あんは剣とますかさについて語り始めた


「私たは……昔あいつと戦ったのよ「古の書」を探すために……私は傘について色々調べてたらあの傘は昔、誰かが魂を宿したんじゃないかって思ったの。

そしてそんな研究を続けてると、

ある日ますかさに会ったの。あいつは突然書は渡さないとか言い出して私を攻撃したの激しい戦いだったよ。でも倒す前に姿を消した………彼は消える前に「計画通り」とだけ言い残して消えたわ…

一体どんな計画なんだか………


あと…剣のことなんだけど……

この剣はね「転生の剣」って言って刺された人は母体の復活に重ねて君の転生が世界のどこかに現れるの……会えるかは分からないわ。」


仮崎は古のことと転生のことを聞いて

とても驚いた…………

「古……転生………なんだかすごいや!!!」

同時に転生した自分のことが気になった。

「俺は会いたいな……」そして仮崎は閃いた。

「そうだ!古の書を探そ!!」


あんはその問いに対しては即答だった。

「何言ってるの?!最初は彼を倒してからよ!」

と少し怒った。


仮崎は「ごめん…」と下を向きながら一言。


その裏でますかさは1人

「この体も賞味期限切れか。」と呟きながら

ますかさでは無い誰かの魂が天へ上り、ますかさの肉体も存在が消えた。 


その魂は

【「アカル・ヴェルド」の魂の軌跡を辿って、俺はまた別の体を手に入れ、俺は何度でも力を手に入れる】

と独り言を語っていた。

その魂の軌跡を辿ったら黒髪がかっこいい少年だった。魂はその少年の体に勝手に入り込んで少年の魂を破壊して、さらにアカルの力を封印して意識を乗っ取った……

少年は乗っ取られた後自分をこう名乗った。

『レト・ダガル』

レトは早速仮崎の場所へワープゲートを作り出しワープした。

気配に気づいたあんは戦闘モードに入り仮崎に指示する。

「気をつけて!!ますかさの気……え?」

しかし見えたのは全く違う姿で驚いた。

新たな体を手に入れた魂はレトの体でますかさと同じ剣を仮崎の方に向けた。

「俺の計画を邪魔しないでくれ!!」

計画を阻止された怒りで力が増していた。

何度も邪魔をしてくるレトに対して仮崎は少し怒った。

「なんでこんな姿になってるのかも、何の計画かも分からないけど、傘を開かせようとしないならお前を殺すだけだ!!!」

仮崎は高く飛んで思いっきりレトを切り落とそうとした。


しかしレトは瞬間移動で攻撃をかわしていた

移動先は仮崎の後ろだった。

レトは横からおお振りで仮崎を切りかかる

「終わりだ……」

仮崎が切られそうなところを剣に意識があるあんが剣を意識で動かしてレトの剣を弾き仮崎をレトの斬撃から守った。

弾かれた隙を突いて仮崎は少し距離をとり、猛スピードでレトに向かい強烈な一閃を食らわせる。


「うっ…………今後が楽しみだ」

と残しながらダメージを受けたレトはどこかへワープしていった。

仮崎は姿を消したレトを見てまだ油断はできないと感じた。

すると突然真っ黒な強風が吹き始めた。

2人は腕で目を隠しながら風が止むのをただ待つだけだった。

「え…………ここは?」

風が止み、仮崎が目を開けたらそこは本棚が沢山ある部屋だった。


「そうか、これは!」

あんは1冊の本を見てここがどこなのかを確信した。

「古の書!!!」



「え?古の書?!」

仮崎はあまりにも唐突なことすぎて意味がわからなかった。


「ねぇねぇその本とれる?」

剣であるあんは本がとれないため仮﨑にとらせようとする。仮﨑は背伸びをして本を取り出し「これかな?」といいテーブルの上に本を置く。

あんはワクワクしていた。

「そうよ!!これよ!!早速読みましょ!!」


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仮崎は早速、古の書を手に取り読み始めた………

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