じゅう

 六月十五日。一日目。


 僕は学校へ向かう萩野を呼び止めて、日記を手渡した。

 そして、なんとか頼み込んで、近くの公園で日記を読んでもらう。

 何も知らないこの萩野に突如日記を読んでほしいと頼むのは多少気が引けた。


 だけど、僕には、僕たちには時間が無い。

 萩野の残り二つの未練。

 それがどんなものかはわからない。

 だからこそ、時間は大切にすべきだ。


 萩野は戸惑いつつも、あっという間に日記の内容に釘付けになっていた。



 公園のベンチでじっくり時間をかけて日記を読んだ萩野は、突然立ち上がった。


「行こ、渡利くん」


 差し出された手を握る。

 もうこれで最後だということは、その日記にも書かれていたのだろう。


 もしも萩野が日記に書いていなければ。

 このまま萩野との三日間が永遠に続けば。

 そんな都合の良い考えが通るはずもなく、僕らの最後の三日間が始まった。




 僕らが最初に向かったのは、近所のスーパーだった。


「さて、渡利くんは何が食べたい?」


 萩野の手料理が食べたい。

 そんな僕の望みを叶えるためだ。


「ハンバーグがいいかな」

「えー。あのお店と比べられちゃう」

「そんなことしないよ。僕は萩野が作ったハンバーグが食べてみたいだけだから」


 少し不服そうに頬を膨らませた萩野は、それでもソースの種類や付け合せまでこと細かく聞いてきた。

 僕はそれらの問いにひとつひとつ熟考して答えた。

 取り留めのない内容だけれど、大切な時間を噛み締めるように、丁寧に、丁寧に選んだ。




 時間をかけて食材を選び、食器も一人分買い揃えた僕らは、僕の部屋に帰ってきた。


 すっかり萩野が馴染んでしまった僕の部屋。

 いつの間にか、萩野がそこに居ることが当然であるかのように感じてしまうようになった。


 萩野は「よし!」と気合いを入れると、急ごしらえの調理器具で料理を始めた。


 完成するまで見ないでほしいと言われ、何も無い部屋で呆然と過ごす。

 本当に何も無いので、とても手持ち無沙汰だ。

 暇を持て余した僕は、萩野の背中を追った。

 見慣れた制服にエプロンを着用し、狭いキッチンでテキパキと忙しなく動く萩野。


 何か特別なことがあるわけじゃない。

 それでも、その背中を見ているとなんだか幸せな気分だった。



 待つこと一時間弱。


 萩野はトレイに二人分の料理を乗せて現れた。

 少しだけ不格好なハンバーグは、香ばしく食欲をそそる匂いを放っている。


「ごめん。ちょっと見た目は悪くなっちゃった」

「ううん。美味しそうだ。食べてみていい?」

「ど、どうぞ……」


 少し自信が無さそうな萩野を横目に見ながら、ハンバーグを口に入れる。


「美味しい」

「ほ、ほんと?」

「うん。すごく美味しいよ」


 驚いた。

 噛んだ途端溢れる肉汁と口に広がる香り。

 ソースも僕好みの甘辛い味付けで、食べれば食べるほど食欲を掻き立てられる。


「萩野ってこんなに料理が上手だったんだね」

「そ、そんなに?」

「うん。こんなことなら、もっと早くにお願いしておくんだった」


 今までに食べたものが霞んでしまう。

 それほど、僕の記憶と舌に残る味だった。

 もしかすると、萩野が僕のために作ってくれたという加点評価があるせいかもしれないけれど、それならそれで僕としては嬉しい限りだ。


「渡利くん」

「ん?」

「誕生日おめでとう」

「……え?」


 萩野は藪から棒に意味のわからないことを言う。


「渡利くんの誕生日って、今月の二十日だよね?」

「そうだけど……」

「少し早いけど、この料理は渡利くんの誕生日プレゼントなんだ」


 そういえば萩野は最初、何か欲しいものはないかと聞いていた。

 その結果たどり着いたのが萩野の手料理だ。

 僕の誕生日のためにあんなことを聞いていたのか。


 真っ赤な顔でじっとこちらを見ている萩野。

 なんだか目頭が熱くなる。

 胸がきゅっと締め付けられる。

 何度か味わったこの感覚も、今となっては愛おしさすら感じる。


 ああ、そうか。

 僕は嬉しくて仕方ないんだ。

 萩野が僕のために誕生日プレゼントと称して作ってくれた手料理。

 その味が、その気持ちが、僕の中に染み渡ってくるようだ。


「ありがとう、萩野。最高の誕生日プレゼントだよ」


 自然と笑みがこぼれた。

 僕はなんて幸せ者なのだろう。

 何年経とうと、年老いてどれほどの記憶が欠けようと、この感動と舌に残る味は一生忘れないだろう。


 その後、僕は無我夢中で萩野の手料理を頬張っていた。

 萩野も自身の料理に舌鼓を打ちながら、僕が食べる様子をにこにこと眺めていた。



 お腹と心が満たされた僕は、何をするでもなく萩野と並んで座っていた。

 他愛ない会話。移り変わる萩野の表情。

 そんな特別なことの無い時間がゆるりと流れる。


 これでいいのだろうか。

 萩野の未練はあとひとつ。

 この三日間が萩野と過ごす最後の時間だ。

 だというのに、萩野はこのままでいいのだろうか。

 僕は、このままでいいと思っているのだろうか。


「渡利くん」


 時計の音が聞こえる部屋で萩野の声が静かに響く。


「もう一回、渡利くんのことを教えて」

「僕のこと?」


 なんのことやらさっぱりわからない僕の正面に座り直す萩野。


「最初にやったでしょ? 私が質問して、渡利くんが答えるの」

「ああ、うん」

「あれをもう一回したいなぁって」


 一番最初のことだ。

 僕のことを知りたいと言う萩野に対し、僕は彼女の質問にひたすら答えた。

 その結果はほとんど中身のないものだったけれど。

 今となっては懐かしさすら覚える。


「わかった。やろう」


 萩野はにこりと微笑んで、日記を開いた。

 中身を覗いてしまわないように、僕は咄嗟に目を逸らす。


「じゃあ、まずはお名前から」

「渡利望……って、全部答えていくの?」

「そうだよ。次は生年月日」

「六月二十日生まれの十六歳」

「血液型は?」

「A型だよ。こんなことに意味はあるの?」

「あるよ。渡利くんが長い三日間でどれくらい変わったのか知りたいの」


 萩野は日記と僕の顔を交互に見ながら質問を続ける。


「じゃあ、好きな食べ物は?」

「そうだね。萩野が作ったハンバーグかな」


 萩野は目を丸くして、何度か瞬きを繰り返した。

 そして、恥じらいを含んだ表情で嬉しそうに日記に何かを書き足す。

 きっと、僕のプロフィールを更新しているのだろう。


「趣味は?」

「天体観測かな。萩野と一緒に星を眺めてから、一人の時も夜空を見るようになった」

「今までで一番楽しかった思い出は?」

「ありすぎて答えられないよ。萩野と過ごした時間の全てが僕の一番だから」

「それじゃあわからないよ」

「でも、本当のことだから」


 萩野は口を尖らせながらもくすくすと笑う。

 僕が質問に答えられないことを怒っているわけではないらしい。


 その後も萩野の質問は続いた。


 一番怖かったことは、空中ブランコに乗ったこと。

 一番嬉しかったことは、萩野とお揃いのストラップをもらったこと。

 一番悲しかったことは、今。萩野との別れが近付いていること。


 そして──。


「一番大切なものは?」


 萩野のその質問に、僕は自信を持って答える。


「萩野自身と、萩野と一緒に作ったたくさんの思い出」


 それはずっと変わらない。

 けれど、昔とは少し違う。

 悪魔との契約で決められたからじゃない。

 僕は、萩野が大切だと自信を持って言える。

 そのせいで萩野が死ぬことになるというジレンマを抱えてても。萩野にとって、それが僕に恨みを抱える事実になろうとも。

 萩野は、僕にとっては一番大切なものなんだ。


 萩野は目元を拭って笑った。

 その答えが、萩野の死を確定させてしまうと知っていても彼女は笑った。

 その笑顔に、僕の胸は苦しくなった。



 会話が途切れたタイミングで、僕は萩野に聞いた。


「今日は何もしなくていいの?」

「今お話してるよ」

「そうじゃなくて。萩野は前回、これで最後だって言ってた。それなのに、こんな何も無いまま時間が過ぎていていいのかなって」


 萩野はくすくすと笑った。


「渡利くんは、あと数日で地球が滅ぶって言われたら、何をして過ごす?」

「難しい質問だね。僕はきっと何も特別なことはしないと思う」

「私もそうだよ」


 萩野は僕の手に一回り小さい手を重ねた。


「私は、普通の日常を大切な人と普通に過ごしたい」


 その手にきゅっと力が込められる。


「遊びに行ったり、美味しいものを食べたり、忘れられない思い出を刻んだり。普段とは違う特別なことをする時間も確かに幸せだと思う。でも、いつも近くにある幸せを幸せだって感じられる時間は限られてる」

「それがこの時間ってこと?」

「うん。そうだよ」


 萩野は日記を閉じて、それを大事そうに抱きしめると、僕の肩に体重を預けた。

 押し返せば倒れてしまいそうなほど、とても軽くて弱々しい。


 小刻みな震えが伝わってくる。

 今の質問は何の比喩でもない。

 萩野にとっては、もうまもなく人生の最期を迎えようとしているのだから。

 萩野はその残された三日間をこのまま何事もなく過ごしたいと言っているのだ。


 それが、萩野の選んだ最期。


 だったらこれ以上、僕がとやかく言うこともない。

 ない、はずだ。


「わかった。じゃあ、萩野のしたいようにしよう」

「ありがと」


 これでいい。

 萩野は確かに笑っている。

 萩野の願いを僕が受け入れたからだろう。


 これでいい、はずなんだ。


 それなのに、どうしてだろう。

 どうして僕は、モヤモヤして晴れない気分でいるのだろう。




 萩野の言う通り、二日目も三日目も同様に、特別なことの無い普通の日々を過ごした。

 日記に書き留めるほどでもない、何気ない毎日。

 それがいつまでも続くのではないかと錯覚してしまうような日々。


 その間、萩野は僕のために毎食手料理を振舞ってくれた。

 萩野が楽しそうに話す他愛ない話をずっと聞いていた。

 萩野は家に帰ることもなく、何も無い僕の部屋に泊まった。

 それでも何か特別なことがあるわけじゃない。

 ただ二人で話して、寄り添って、それが当然であるかのように過ぎて行く時間。


 萩野はこの上なく幸せそうだった。

 その反面、僕はずっと浮かない気分だった。


 どうしてだろう。

 わからない。

 僕は一体、どうしたいのだろう。


 萩野との時間を重ねていく中、僕はずっとそんなことを考えていた。



※※



 あっという間に過ぎてしまった三日間。

 三日目も日が落ち始めた。


 別れの時は刻一刻と迫っている。


 時計の針が動く度に、僕も落ち着かなくなっていく。


 気を紛らわせようと、僕は萩野に質問を投げかけた。


「萩野は未練が二つ残っていると言っていたよね。ひとつは僕の誕生日に関すること。それなら、もうひとつは?」


 僕の心にかかったモヤの正体は、恐らくこれだ。

 萩野の最後の未練。それが晴らされないまま、萩野は死を迎えようとしている。

 僕はそのことが嫌なんだと思う。

 きっとそうなんだと、自分に言い聞かせた。


 すっかり特等席になった僕の隣で、萩野は答える。


「私の最後の未練は、この日記」

「日記?」


 萩野は机に置いていた日記を手に取る。

 そしてそのまま、僕に差し出した。


「この日記を処分してほしいの」


 日記を処分? どうして?

 そんな質問を口にするより先に萩野は続ける。


「日記を読んでしまうと、私はまた未練に縋っちゃうと思う。もっと渡利くんと一緒に居たいと思っちゃうんだ」


 萩野は僕の手を取り、日記を握らせた。

 綺麗な装丁。触り慣れた心地。


「私は日記を持って帰れない。いつまでも渡利くんに縋ってしまうから。そしてこの記憶も残しておきたくない。いつまでも未練が残ってしまうと思うから」


 萩野は一息置くように眉根を寄せて、笑顔を作った。

 いつもの、僕の心を溶かすような笑顔じゃない。

 どこか苦しそうで、悲しそうで、何かを隠すような寂しい笑顔。


「私の最後の未練は、渡利くんがこの日記を置いて、もう一度タイムリープすることだよ」



 肯定も否定もできないまま、時間だけが過ぎる。


 日記を処分するという、萩野の最後の未練。

 それは即ち、今までに過ごした僕との思い出を萩野が全て忘れることだ。

 一番最初の何も知らない萩野悠里のまま死を迎えたい。

 そう言っているのだ。


 一体どうして?

 萩野は今までのことを忘れたいと思っている。


 僕との思い出は、彼女にとっては汚点だったのだろうか。

 それとも、覚えていることが辛いと思ってしまうのだろうか。


 僕はなんとか声を振り絞り、言葉を紡ぐ。


「本当に終わらなければならないのかな」


 思いつくままに、言葉を吐き出す。


「タイムリープに回数制限はないよ。多分だけど。今まで何度も何度も繰り返してきた。終わりなんて来ない。来ないはずだよ。だから、何回でも、何十回でも、何百回でも、この三日間を過ごすことができるんだ」


 どうしてそんなことを口にしているのか、僕にもわからない。

 それでも頭で理解しようとするより先に、口からは言葉が次々と漏れ出てしまう。


「萩野はこのまま終わりでいいの? 僕は同じ三日間で何年過ごすことになろうと、萩野の未練を晴らし続けるよ。どんな小さなことでもいい。本当に未練は何一つ残ってはいないの?」


 僕は一体どうしたいのだろう。

 萩野の決めたことを否定するなんて、僕はどうしてしまったのだろう。

 萩野の決意を歪めるようなことをして、僕は何がしたいのだろう。


 萩野と視線が合う。

 萩野は真剣な眼差しで、ただ真っ直ぐに僕を見ていた。


「いいんだよ」


 萩野はきっぱりと僕の誘惑を切り捨てる。

 手が震える。がりっと唇を噛んだ。


 これは、悔しさ?

 萩野が僕の話を聞いていない悔しさなのだろうか。

 それとも、悲しさ?

 この時間が終わって、元の単調な生活に戻ってしまう悲しさだろうか。


「萩野は僕と過ごした時間が楽しくなかったの?」

「ううん。楽しかったよ。とっても」

「じゃあどうして」

「私が最初、死を受け入れようとしたのは覚えてる?」


 僕の言葉を遮り、萩野は言葉を被せた。

 萩野の質問に僕は首肯した。


「でもすぐに撤回したよね」

「どうしてかわかる?」

「わからないよ。どうして?」


 萩野は口元を押さえて笑った。


「渡利くんは人の気持ちを考えるのが苦手だね。旅行に行った時もそうだったでしょ?」

「そう……だけど。今はその話は関係ないよ」

「あるよ。渡利くんは私の気持ちにも自分の気持ちにも気付かない。だから、今私が考えていることも、最初に私が考えていたこともわからない」


 僕は何も言い返せずに口を噤んだ。

 そんな僕を見て、萩野はいたずらっぽく笑った。


「でも、それでもいいよ。渡利くんは鈍感だから。それが渡利くんだから。私はそんな渡利くんでいいと思ってる。それに今は、それで良かったと思ってる」

「意味がわからないよ」


 萩野は何を言っているのだろう。何を考えているのだろう。

 わからない。何もわからない。

 

「私が死にたくなくなったのは、渡利くんにとって、私が大切なものだって知ったからだよ」


 萩野は小さく微笑む。

 天井を仰いで、萩野は話を続ける。


「私は、生きようと死のうとどうだってよかったんだ。毎日同じことを繰り返す日々。楽しくはあったけど、少しつまらなかった。何をしても私の望みは叶わない。そう思っていたから。だから、理由がどうであれ、死ぬならそれでもいいかなって思った」


 驚きだ。

 まさか萩野がそんなことを考えていたなんて。

 僕と少し似ている気がする。


「でも、渡利くんにとって私が大切だって知ったら、未練が残っちゃった。私にとっても渡利くんが大切だったから」

「それは、どういう……」

「私にとって大切な人が、私のことを大切だと言ってくれた。理由は酷かったよ。悪魔がそう言ったから、なんて。それでも、渡利くんが意識していないとしても、私のことを大切なものだってほんの少しでも思ってくれてたことが嬉しかった」

「だったら尚更、死ぬとわかっていてこのループを終わらせるなんて」


 突如、温もりに包まれた。

 まるで、僕が抱えた未練を押さえ込もうとするように、彼女はその腕に力を込める。

 萩野の早い心音と共鳴するように、僕の心臓の鼓動も早くなっていく。


「渡利くんの言う通り、私は死が決まっている人間だよ。六月十八日。それが私の命日。でも、渡利くんは違う。これから先、何十年もの未来がある。その未来を捨てて私との時間を過ごし続けるなんて、私は嫌」


 耳元で囁くように、声を絞るように紡がれる言葉。


「私は、渡利くんに幸せになってほしい。渡利くんの人生を歩んでほしい。私のためじゃない。渡利くんのために」


 萩野は僕の体から離れた。

 それと同時に、僕の胸に日記を押し付ける。


「渡利くんが私の未練を晴らしてくれる契約でしょ。だったら、最後まで私のわがままに付き合って。私の未練を晴らしてよ、渡利くん」


 有無を言わさない萩野の真っ直ぐな瞳。

 薄い茶色の瞳は少し潤んでいて、その奥に確かな決意が見える。


 僕がなんと言おうと、萩野はその決断を変える気はない。

 その目は確かにそう言っていた。


「……わかった。僕が萩野の未練を晴らすよ」


 萩野はにこりと笑い、ありがとうと告げた。



※※



 いつもより随分早く、萩野は立ち上がった。

 あまり長く居ると別れが辛くなるとのことだ。


 僕は彼女を引き留めず、小さな背中を追って玄関までついてきた。

 かける言葉も思いつかない。

 彼女を止める言葉も出てこない。


 これで終わりだとわかっているのに、気の利いた一言も出てきやしないんだ。


 僕はなんとか声を振り絞った。


「じゃあ、またね。萩野」

「また、じゃないよ」


 萩野は栗色の髪を掻き上げて、今までで一番の笑顔を見せた。


「さよなら、望くん」

「……さようなら、悠里」


 僕から大切な人を奪うように、扉は無慈悲にもバタンと音を立てて閉じた。

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