「必ず訪れる別れ」と「2人が紡ぐ将来の夢」が、樹さんの身上と交錯してなんとも切ないエピソードでした
麻友菜ちゃんも樹さんもちゃんと前を向きました
心に寄り添って、そっと背中を押す、そういう料理を出したい
とても素晴らしい夢だと思います
作者からの返信
二人で歩む道の末を考えさせるエピソードでした(ネモフィラの丘で少し示唆した通り)
小夜さんの存在も大きかったんですよね
悲しみを知って、麻友菜の愛情を実感して成長した春輝は、今後も夢に向かって歩み続けます
もちろん、麻友菜も小夜さん、樹と二人の件でかなり大人になりました
そんな二人をこれからも見守っていただければ嬉しいです!
いつも秀逸なコメントに敬服いたします!
ありがとうございました!
カレーの件、春輝が具体的なレシピを聞き出していたのでこういう展開もあるかなと思っていましたが。
味覚障害とは。抗がん剤の影響でしょうか。
抗がん剤の投与が終わって数ヵ月で味覚障害が回復する事例も多いようですから、いずれ春輝カレーを持ち帰って、影山さんが家族3人で食事を楽しむ日が来るといいですね。
影山母の想い出から、それを再構成した影山手製のミュージカル、最後に影山と会うシーンまで、一貫して桜並木のイメージで構成されているところは素晴らしい。
ラストに影山さんが桜吹雪の下を去っていくところは、影山さんはもちろん春輝と麻友菜にとっても、「別れ」「終わり」ではなく新しい始まりであるというポジティブな印象を与える締めとして成功していると思います。
作者からの返信
味覚障害はご察しのとおりです。
家族がこの後どうなったのか、本編に登場するかも?
ですね。
桜並木編は、その名前のとおり春をイメージしました。春は出会いと別れの季節で、廻る運命を彷彿させるように作ったつもりです。
ですので、仰るとおり「別れ」よりは「出発」。また「出会う」ことに願いを込めて桜並木をテーマとしました。
いつも聡明な意見、感想をいただき光栄です。
ありがとうございます!