演劇のエピソードは示唆に富んでいて読んでいて楽しかったです。
春輝と麻友菜で脚本の解釈に違いがあるのは、二人が歩んできたこれまでの人生の違いの表れでしょうか。
普段忙しい両親と会話の機会が少ない麻友菜のために、両親との時間を優先できるよう自然に配慮してみせる春輝はいい男ですね。
春輝母の小夜はALSだったのでしょうか。
ホスピスでの最後の日々に春輝と麻友菜が頻繁に面会に訪れたのは、彼女にとって意義深いものだったと考えたいです。
麻友菜との出会いがあればこそ泣くことができたと春輝がいうのは、恐らく麻友菜自身が思う以上にお互いの信頼関係が深まっているのでしょうね。
作者からの返信
ありがとうございます。
春輝は総合的に見て、麻友菜の幸せを願っているので自ずとそういう行動になりますね。
ALSかどうかはあえて言及は控えます。ただ、男子には遺伝子ないという時点で分かってしまうのですが。
小夜にとって、春輝と麻友菜と過ごした時間はかけがえのないものでした。秋子が麻友菜を巻き込んだように、麻友菜が春輝の原動力になっていることは小夜も見抜いていたのかもしれません。
今後ともよろしくお願いいたします。
泣いた、
感動した、
ありがとうございます
作者からの返信
ありがとうございます!
印象のある章だったので、そういっていただけると嬉しいです!