第2話
そんな瑞稀がつまんなくなって。少し苦手意識を持つようになった。
でも、私が励まして、応援し続けて。少しだけ瑞稀は変わった。ネガティブなことは変わらないけど、自殺したい、とかそういうことは言わなくなった。
でも、瑞稀は最低になっていったんだ。
「ねー、未来!私タブレットもらったんだよね〜⭐︎」
「…へー。そうなんだ。」
「そういえばさ、TikTokでさ、◯◯が流行っててさ〜!」
「私…TikTokとかやってないから!知らないよ。」
瑞稀は自慢話ばっかりするようになった。でも、私はスマホとか、タブレットとか。瑞稀よりも優れた物を持っていなかったから…すごい悔しかった。
こんな最低最悪な瑞稀でも、私はずっと我慢して、友達でい続けた。
でも、そんな瑞稀に悲劇が起こった。
ピーンポーン
「瑞稀。今から遊べる?」
出てきたのはげっそりとした瑞稀。あっちから何か話しかけてくるだろう、と思って待っていた。すると…
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