第20話世界の謎・
僕はこの世界のを調査すべく電子の海へと飛び込むことにした。
なんてことを言っているが、テレビをつけながらスマホをイジイジするのは
案外楽しいものであるというかただの暇つぶしという行為にちかい。
テレビで暇をつぶせるだろうと思うが、まじ、テレビの内容がつまらなくて
聞き流すだけならちょうどいい感じである。
基本的に面白いと思うバラエティーが少ないのはしょうがない。
でも、明らかに好みに合わない内容ばかりでは外国でテレビをつけたは良いが何を言ってるか理解できないけれど、静かなのはあれだから流しておくかみたいなそういう状況だ。
さて、調査の話に戻るがいくらハーレムがOKだといっても人口問題は解決しないと僕は思うのだ。
そこで登場するのが精子バンク制度というものである。
二十歳になると強制登録と少なくとも最低月1通わなくてはならない。
ポイントをためると好きな商品か現金と交換できるお得な制度である。
男性が増えないのだから、遺伝子いじくってどうにかすればいいのにと思うが
僕の考えることはとっくに誰かがやっている。
種なしが生まれたり、病変のある子どもが生まれたりとバグやエラーのオンパレードでゲノム編集しても無理だということが判明したのでこうして体外受精もしくは相手を増やすことが最善の策という結果におわったらしい。
人体実験だ!などと批判殺到で研究継続もできなくゲノム編集などの遺伝子操作による人口増加法は破棄の方向で進んだようだ。
詳しい説明も書いてあったが理解できるわけがないので読み飛ばした。
なるほどと納得しながらネットを漁っていると。
やはり匿名掲示板には愚痴みたいのも書かれている。
某匿名巨大掲示板のスレタイを眺めながら可笑しなものを眺めてはアクセスしたりした。
旦那あり子供♂>旦那無し子供♂>旦那あり子供♀>旦那あり>旦那無し子供♀>以下虫というヒエラルキーが存在しているらしい世の中は過酷である。
芸能人のご意見番などよくテレビに出る人は男児がいる、有名インフルエンサーもそうである。
女性は有名になりたいので子供が欲しいという人も多く小梨は人権がないというパワーワードも流行ったみたいだ。
SNSで日夜バトルが繰り広げられているが、相手に子供がいないとそれすら発生しないという悲しさかと思えば、逆に小梨同士はバチバチである。
こんなのを見てると男性の女性不振が増加しそうで・・ってああ、もう結構やばい感じだったなそういえば・・。
男性と結婚すると補助金がもらえるし出世にも響くのでキャリアウーマン風の余裕のない女は気をつけろ!って言われるほどやばいらしい。
精子バンクも抽選だし、非正規の闇精子バンクが暗躍するのもわかる気がする。
女性が多いからといって犯罪率は低下するのかというとそんなに変わっていない。
むしろ男性という暴力装置が機能しないので変な犯罪が増えていたりする。
男性を産んだ女性はテレビや雑誌に引っ張りだこだしそれが出産意欲につながるのだからうまい政策だなぁと感心してしまう。
テレビでは体を張った芸などは特になく、つまらない物まねが流れていたのだった。
突然だが、僕はアイスが好きだ。
毎晩必ず何かしらのアイスを食べるほどアイスが好きなのである。
日常で食べるアイスは安ければ安いほどいい、やはりコストはかからないほうがいいのだ。
逆にちょっとしたご褒美に食べるアイスはちょっとお高めのアイスが好ましいと僕は思う。
みんなに愛されているパリパリくんはロングセラー商品なのでどこでも売っているのが良い。
外はパリパリチョコで中身がイチゴかメロンが基本な味である。
夏になるとレモン味がでるので、レモン味を食べるとあっ!夏なんだって思う季節商品は素晴らしい。
僕は風呂上りのアイス今日は何を食べようか真剣に悩んでいた。
ファミリーパックは個数は多いが量が少ないが、風呂上りには十分な満足感を与えてくれる。
一つは、パリパリ君だ、こいつは外せないぜ、もう一つはぷーぺだチューブタイプのフローズンスムージーなこいつはコーヒー味とココア味の二種類があるが、二つで一つだったりする。
うまいのはココア味なので、どうやって友達にコーヒーをさりげなく
押し付けるかという友情が試させるアイスでもあるのだ。
まあ、コーヒーは普通にうまいけどね。
同じ味同士でくっつけてくれと思いたいが謎のチョイスでほんのちょっとの出来心と遊び心が入り混じった感じなのだろう。
最後にカナッペである。
こいつはカップアイスなのだが付属のソースをかけてたべるという感じのアイスだ付属のソースは凍らないのかって?凍るにきまってるだろぉ!!ソースで手でもみもみしていい感じにしてからアイスを食べるか冷蔵庫に入れるかのどちらかであるが、僕は前者のモミモミ過激派である。冬には冷蔵庫穏健派になるので季節によって派閥を移動するのが僕だ!
そんなわけで、僕はなんのアイスを食べるかひたすら悩みながらあーでもない、こーでもないと脳内会議を繰り広げようやく決まった今日のアイスを取りに冷蔵庫へ向かう、すると風呂から上がってきただろう妹とばったり遭遇してしまった。
うっすらと湿り気を帯びた濡烏な髪は普段とは違いより一層大人びた雰囲気を醸し出し、火照った血色の良い艶やかな柔肌に少し背伸びをしているような一部レースを使った白の下着姿に僕の目は釘付けになってしまった。
下着姿を見られているのに無反応な妹はその無防備な姿のまま冷凍庫からアイスを取り出していた。
僕が食べるはずだったアイスを僕の目の前で口にくわえていた。
僕はその光景を目の当たりにして、自室へと駆け込んでいた。
あれほど情熱をこめて語っていたアイスですら、勝てないのだと僕は一人自室で悟りを開いたのだった。
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やる気がUPします!
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
ということで!太郎編が終わってしまったわけですが、次何書けば・・・ってくらい太郎書き倒してました。これで終わりでいいかもしれない。(弱気
フラグは主人公が積極的になれば一瞬で立つ。
童貞なので飢ェルカムという心境ではあるが理想体現による強固な意志で理性を食い止めているので完全にタイプの女性が現れない限り―――。
つまり、理想の女性が現れたらこの物語が強制終了ってまじっすか!?
その前に妹とフラグが立ってしまうぞ頑張れ!主人公頑張るんだ!
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