理解 〜 判ったつもり 〜

「これで皆さん判ったつもりにはなるでしょう」

(大学時代の恩師たちの口癖)



(大意)

              

この講義で「人類の大多数が現時点で真理であると信じていること」を定説に従って説明しましたが、真理の探求に終わりはないので、やがて今日の講義の内容も修正または否定される時が来るかも知れません。悪しからず。



(参考)


名選手が必ずしも名監督にはならない。優秀な課長が必ずしも優秀な社長にはならない。


問題が解ける人は多いが、「なぜ自分に問題が解けたのか」を理解している人は少ない。


ソクラテスの「無知の知」(「判っていることと判っていないこととの境界線 = 知のフロンティア」の確定)から人類の知的探求は始まるが、知のフロンティアは日々ダイナミックに変動している。


2021.4.4

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