無用の用 〜 本当に無用? 〜
「多分皆さんの役には立ちませんが教えます」
(大学時代のドイツ語の先生の言葉)
(大意)
明治・大正時代ならともかく、いまどきは医学論文も英語で書かれるので、苦労してドイツ語の勉強をしても皆さんの人生に「直接的に有用」であるとは思えません。実際、ベートーヴェンの第九(合唱付)のコーラスに参加するときに多少役立つ程度かも知れません。しかし、「必要になってから修得しようとしても間に合わない」ことも多いという点には留意しておいてください。
(参考)
その後の私の人生において、少なくとも3回は「ドイツ語を学んでいてよかった」と心底実感する機会がありました。
「ドイツ語」を「2次方程式の解の公式」や「古文・漢文」に置き換えてみても同様です。
2021.4.20
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