第7話 友人の会話

樫木『はぁ~どうしたらいいのかな~はぁ~』


露崎『さっきからはぁ~とため息を何度もしているけど悩みでもあるの?話してみなスッキリするかもよ』


樫木『芽愛ちゃんに話をしてもどうにもならない事だもん』


露崎『どうにもならないって何が?』


樫木『好きになってはいけない人を好きになって付き合うのってどう思う?』


露崎『禁断の恋ってやつですか~良いね~青春(アオハル)だね~うらやましい~』


樫木『こっちは真剣なんだからね‼このままなら最悪私も退学になるかもしれないし』


露崎『それってどういう事なの

!逆に相手の男は何て言ってるの?

てか相手は誰なの?いつから付き合ってるの?白状しなさい‼私がガツンと言ってやるから』


樫木『絶対にやめて‼そんな事をして、もし別れる事になったら私、芽愛ちゃん一生恨むからね‼』


露崎『でもね結愛ちゃん、そこははっきりさせないといけないよ!人を好きになるのは構わないし付き合うのも自由だよ、

それで必ずしも全て上手くいくとは限らないんだよ

一方通行じゃ何も進まないのだから、

どんな結論でもじっくり考えて出しなさい

駄目なら慰めてやるからさ』


樫木『うん』と少し俯きながらも遠くの空を眺めていた

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