第4話 学校あるある?

翌日の夕方校長室にてコンコン…


光山『どうぞ~』


大村『失礼します、校長先生お呼びでしょうか?』


光山『忙しいところすみませんね、少し伺いたい事と確認したいことがありましてね、率直にお聞きしますが大村先生、生徒と交際しているという話があるのですが本当ですか?』


少しの沈黙の後大村先生は言った。


大村『その噂は本当です、ですが僕は真剣に彼女を愛しています一人の男として人間として』


光山『やはりそうでしたか』

(心の声)…私はある程度予想はしていた。

最近ではハパ活やママ活等

恋愛を軽く見るような傾向が見受けられたが、大村先生はそういったタイプではないと、そういった類いのものに関しては奥手の方かなとうがった見方をしていた


光山『ちなみにその生徒は本校の生徒ですか?それとも他校の生徒ですか?』


大村『本校1年の樫木結愛です、交際は2年になります』


光山『余計な事だとは思いますが知り合ったのはどこで?』


大村『学生の頃塾講師のアルバイトをしていまして、そこで初めての受け持った担当が彼女だったんです、正直教師を目指しているものが生徒を好きになるのはおかしいのでは?間違っているのでは?とも思いましたが気持ちを止めることは出来ませんでした…本当にすみませんでした』深々と彼は頭を下げていた。いつかこうなることを予感はしていたのだろう


光山『ふぅ~判りました、大村先生ここからは校長ではなく一人の人生の先輩として言わせていただくなら人を好きになるのは自由ですし誰にもとがめられるものでもありません

あなたは彼女の長所や短所も全て含めて好きになったのだと思います

ですので率直に伺いますが

あなたは全てを捨てても、

全てを失っても彼女と一緒になりますか?

全てというのはあなたのご両親や友人や知人もという意味です

今まで得てきたものを全てを手放しても一緒になりますか?

樫木さんの人生の全てを背負う責任と覚悟はありますか?

時間をかけてじっくり考えて結論を出して下さい…急ぎはしませんがなるべく早めに結論をお願いします』


大村『分かりました…少し考えてみます、失礼します』そう頭を下げて校長室を後にした



長々と展開が進まずすみません…

多少うがった見方があるかと思いますご了承下さい

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