第152話 こっちのペース

書いてたのが全部保存ミスで消えてしまったため投稿遅れました。申し訳ありません。

______________________________________

うまくこっち側のペースに乗せることができ、第1セットは25-14で奪い取った。


第2セットからは北野が下がって桂が復帰。うちの現段階での最強メンバーだ。


第2セットは俺たちのターンからスタート。俺は後衛センターからスタート。


サーバーの御手洗が丁寧にコースを突いたサーブは苦し紛れに上げられるも相手が攻撃する余裕はないと思った矢先、あのセッターが動いてスパイカーにパスを出した。


一瞬冷や汗をかいたが無理な態勢からの攻撃だったためレシーブでき、甲斐から宇賀神にパスがわたりクイックで1点を奪い取った。


こっちの応援陣は盛り上がるが、不意を突いたものの点を奪われた相手応援陣は静まり返っている。


その後も点を重ね、24-15まで来た。


サーバーは俺。


回転をかけたボールを前に上げ、助走で一気に全速力にギアを上げてその力を余さず上に方向転換させる。


そしてその力をボールに詰め込み、腕を振り抜く。


放たれたサーブは相手レシーバー正面だったが回転で弾き飛ばし、初戦をストレートで突破した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る