第80話 帰省⑥
ついに東京へ帰る日が来た。
今日の行路はこんな感じ。
16時11分発の普通松本行きに乗車し、終点松本で特急あずさ46号新宿行きに乗り換え。
終着新宿には19時08分到着。
新宿で埼京線に乗り換え、大崎で山手線に乗り換える。
山手線内回りで1駅先の品川で下車。
そこからは徒歩で自宅まで歩く。
別に埼京線→山手線でも行けるし、山手線だけでも行けるし、中央線快速で東京行ってから東海道線で品川にも行ける。
安全策は何個か持っといた方がいい。
まあこんなことを思っていても何も始まらない。
とりあえず荷物をキャリーバッグに詰め込む。
そして実家での昼ごはんを食べ、15時30分ごろに車に乗り込む。
そして明科駅には15時45分ごろに着いた。
そして両親に別れを告げ、妹たちを連れて駅に入る。
そしてこのタイミングで妹たちにはきっぷを渡す。
そして改札を通り、松本行きがやってくるホームに向かう。
長野方面からやってきた211系に乗り込み、松本に向かう。
まあ2駅しかないので15分もあればすぐ着く。
16時25分に松本到着。
5分で特急あずさに乗り換えないといけない。
なのであらかじめ階段に近い号車に乗っていた。
ドアが開くと妹たちを連れて、階段を上がり、特急あずさのホームに向かう。
ちなみに今回は3人なので、2×2のあずさシートはあまりが出る。なので横で取って特に迷惑がかからないようにしている。
え?俺はもちろんあまってる方だよ?異論ある?()
塩尻に着く頃、妹たちはもう夢の中だ。
俺は風景を楽しみながら、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いている。
甲府を出発すると、特急あずさはさらにスピードを上げる。
俺も仮眠としてしばらく意識を手放した。
凶事に気付くのは、15分後のことだった。
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