「彼女いない歴＝人生」なのに、転校生美少女が甘えてくる件について

第79話 同窓会②

元クラスメイトはほぼ全員、長野県内の高校に進学していた。

県外へ進学及び転校していたのは俺含めて3人。

新潟の高校へ進学した山野蓮司(やまのれんじ)。

京都の高校へ推薦入学した蓬莱灯里(ほうらいあかり)。

そして黒鷺の俺と結衣。

JOYSOUNDの個室で同窓会を行うらしい。

時間はここから2時間半くらいらしい。

今のうちに帰りの特急しなのの予約を行う。

特急しなの26号名古屋行きの明科までのきっぷを購入。長野で明日のあずさの分もまとめて発券する。

みんなでカラオケをしながら、歌っている人以外は思い出話に花を咲かせている。

僕が歌ったのは「あずさ2号」と「SAY YES」。どちらも90点以上取れた。

そして時間になったので全員で長野県歌「信濃の国」を歌って解散。

僕はあらかじめメンバーに代金だけ渡して解散の合図後、急いで長野駅に。

長野駅の券売機で予約してたきっぷを全て発券し、改札を通って特急しなのが待つホームへ。

そして19時40分。定刻通りに特急しなの26号は長野を発車した。

ゆっくりと自由席に腰掛けていると、明科到着を知らせる放送が鳴る。

20時19分に明科到着。

ここからは山を走って実家に帰る。

あまり疲労も溜まっていないので結構楽に実家に帰れた。

実家で晩御飯を食べ、風呂に入ってすぐ寝る。

もちろん陽菜の寝かしつけもやる。

そして疲れていたので床に寝転んで、すぐに意識を手放した。