第41話 夜のイチャイチャ Part1

時計の短針が10を回った。


付き合い始めてから、ずっと貯めてたお金を使って、ベッドをセミダブルベッドに買い換えた。


今、僕と萌音はその買い換えたベッドの上で寝転がっている。


そして、布団の中で抱き合う。


「潤...する?」


「さすがに...()高校卒業までは()」


これが自分の中でも決めていること。なんせ、付き合っていることは親友以外には隠しているのだ。


もし高校在学中に妊娠でもしてしまえば、学校からも世間からも大規模なバッシングを喰らうのは間違いない。


そのことを考え、学生の間は一線を越える行為はしないと心に決めている。


それを守れるかは、僕の精神が屈するか屈しないかだ。

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