第4章 束の間の休息(イチャイチャ要素2倍)

第39話 秋はイチャイチャの季節 (?)

「潤くん...」


「萌音...」


見つめ合ったまま僕らは動かない。


ここは僕の家。2人は身を寄せ合い、キスを交わしていたのだ。


まだこの2人は高校生。だからこの先の行為へは進まない。


でも、いずれは進むために、2人でイチャイチャしながら恥ずかしさというものを捨てているのだ。


「潤...一緒に寝よ?」


「いいよ...萌音。」


一波乱起きそうな気配がするが、気にしない。


「潤、まだ起きてる?」


「うん。」


「私、寒い...ハグして暖めて?」


「ハグしてもらうことが目的だったでしょ?()」


とはいうものの、好きな人にお願いされたら断れる僕ではない。


抱きしめる。


僕の胸板に萌音の豊満な胸が当たり、理性が大沸騰。


まだ、行為をするわけにはいかない。


そう言い聞かせ、理性をとどめていると、朝日が昇る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る