第4話 人生の岐路③

とその時、博麗さんが階段を降りていく音がした。


聞こえなくなったところでこっそりと移動し、自分のクラスである2年D組にたどり着くことができた。


まあ、席が隣なのは変わりないんだけどね。


そして机の中にはとある紙が。内容は


「今日の17時に校舎裏に来てください。 2-D 博麗」


あ、これ絶対バレちゃいけないやつだ()


行くべきなんだろうか。行かない方がいいのか。


一応、予定を確認しておくと、生憎17時からバイトが入っていた。


なので博麗さんに手紙を書き、机の中に入れておく。本当にごめん。内容は


「今日は時間に余裕がないのでお断りさせていただきます。申し訳ありません。 藤堂」


と堅苦しめに書いてみた。

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