十二枚目:花は天の階段をそっと歩く
牡丹さんが連れて行ったところには銃を杖にした中年男性が待っていた。細い体で目の下に青いクマがあるとても疲れた印象を持つ人だ。初印象はごく一般的な現代の社会人に近い顔立ちである男が、散弾銃で人を
「愛しい
中二病に近い一人称で堂々と自分自身を名乗る男にまた驚いた。嫌な予感がする、とステラの顔を手で隠した。
「で、お前らは誰だ?またあの女に雇われた邪魔者か?電話で俺と話をした者は
牡丹さんはヘラヘラ笑って上の当主の顔色を窺がった。「お待たせしました。当主様と電話をした人は私でございます。連絡用で使用した携帯を持っていますので直接電話していただければお分かりになると思います」
当主はいぶかしそうに顔をしかめて、持っていた携帯でどこかへ電話を掛けた。すると、牡丹さんの携帯から着信音が流れた。
「はい、もしもし、牡丹です。ご確認ありがとうございます」
彼は、笑顔で
「実にくだらない面だ。俺の末井はそこに残して置いて、さっさと消えろ。今なら打たずに見逃してあげる」
「取引の条件をお忘れになられましたか?末井様の引渡しではなく交換です。見る限りアリマ様は一緒ではないようですが、お嬢様はどこにいら——」
その時、突然、耳を
「十を数える間に消えないと、次はお前らの
「一旦、落ち着いて話を聞いてください。流石に二年ほど各務家に勤めた私でも、当主様が素直に取引に応じないことくらいは既にお見通ししていました」
こういう新しいはったり的な態度にも反応せずに、当主は、引き続き数字だけを数えた。牡丹さんは一回深くため息をついて先生のように当主が何を見逃したかを丁寧に説明してあげた。
「七日前にガーデンズ学園で発生した
「…
「犯人は、傷を追ってもすぐ回復をして、さらに刺激を与える場合は、半径二百メートル以内にいつものは灰になるまで燃やすらしいです」続いて僕の肩に左手を置いて強い言い方で告げた。「紹介しましょう。真犯人の炭咲千春さんです。銃に打たれる瞬間、ここはガーデンズ学園で起きた惨劇が再現されます。それでも問題ないと言うのであれば、そのまま撃っても構いません」
と言いながら腕の包帯を外して枯れた黒い木炭を当主に見せた。すんでに、僕は片手を乗っ取られ、ステラを手放すところだったが、
「しっかり持ち上げてください。その子の安全が私たちの身の安全に繋がっています」
「
「細々した
死ぬの方はテメェだ、と声を消して口の形で喋った。これ以上は牡丹さんに振り回されないと決めて、ぱっと彼の手を払いのけた。アリマさんがどうなろうとも、すべては自ら招いた結果なのだから僕には関係ない話だった。
「アリマ様は、自らを犠牲にして末井様をこの家から救おうとしています」牡丹さんが急いでアリマさんの話を持ち出して、僕を呼び止めた。「明日、バベルの
「
「その点に関しては申し訳がないです。今日の償いは後でお嬢様の分まで私が全てお返しします。だからどうか、アリマ様を助けることに手を貸して下さい」
僕は懐に抱かれたステラをじっと眺めた。まだアリマさんのことを完璧に信用はできない。が、ステラにはまだ
「街を騒がせた噂の罪人がお前だったのか——」
牡丹さんは話を聞いても無口を一貫した。当主の扱いには
「生意気な女だ。最後まで俺を
嵐のような時間を通り抜けて、休む暇もなく、先に当主が指定した約束の場所に三人は動いた。途中から、ぎこちないが、ステラが元気を取り戻してなんとか自分の足で歩こうとした。不安はあった。でも、ステラを信じてあげることも大事だと牡丹さんに言われて、僕は
当主が話した庭は、屋敷から五分ほど離れた場所にあった。まだ春が訪れていないはずなのに、
奇妙な空気を醸し出す狭い入口にを出て次へ次へと歩むと、
「ネネが、あそこへ来るの」と、ステラが
庭の中心部に辿り着くと、いかにも冷たい冷たい感じで
「パパ、あれを見て」
ステラが指刺した
「
ヘリから吹きつける強風が静まり、中二病っぽいセリフを語る人影が橋の上に降りて来た。約束通りにアリマさんと一緒に来た各務家の当主だった。計らずも僕は、
愚民って、まるで自分がどこかの王様であるような言い方だ。と、池から離れた上空に留まってヘリを見上げながら僕は考えた。
「ボタンさん?、あんたが何でここにいるのよ。姉さまと一緒に炭咲さんの所に避難しろって言ってたじゃない」
明らかに当主との取引を
「お嬢様が元気そうで何よりです。約束通り、橋の真ん中で二人を交換します」と言った後、僕の耳元にあることを囁いた。「間もなく天空から塔が敷地内に降りてきます。当主の注意は私が引きますので、その内にお嬢様と一緒に橋を渡ってください」
無理だと言い返す前にステラの手を握って橋を渡り出した。ステラも何の抵抗もなく牡丹さんと一緒に歩いている。まただ、と僕は苦しく胸辺りをぎゅっと掴めた。また独り取り残される感覚が、心臓の奥に刻まれていたあの日の無力さを再び蘇らせて僕を
僕は橋の前で立ったまま、向こうで話が無事終わることをそわそわしながら見守った。万が一の事故が生じた時は、走って当主を阻止する想像もした。
「炭咲さん、今です!二人を連れてこの場から離れるのです」
牡丹さんが非常に差し迫った声で人を呼び起こした。いつの間にか
「ステラ、アリマさん。そこから離れなさい」
急に池の周りに大きな影が垂れて、周りが暗くなったと思い、僕は空を仰ぎ見た。頭の上で彷徨いたヘリが何かによって爆発し、各務家の庭に
ステラを探さないと、僕はそれだけ考えて赤橋の中心に駆け込んだ。
「お前ら、俺を騙し上がってただで済むと思ったか?」
「おやおや、各務一家を通報した娘とその対処になる
「ボタンさん、気をしっかりして。死んじゃダメだよ」
何が起きているのだ、と僕はいきなり出現した謎の者とアリマさんの間で動向を探った。どこか見覚えがある印象がある。焦がされた家の壁にオレンジ色の火炎の中から見た顔が、手前にいる存在とかち合って記憶の混乱を起こした。
「テメェが何でここにいるんだ」僕は緊張のあまり
僕は、倒れた人の前で泣いている人を見て息を一つ呑んだ時の目から、ただならぬ気配を感じを
「仕事だ。カカシAとB。各務家の娘の身柄を確保しろ。急げ、急げ。次のアゴラに議題をあげないと陽様から怒鳴れられるぞ」
僕の記憶の中で生きていたカカシも、確かに学園で逢ったカカシより人間らしい表情を持った
意思を持っていない二体のカカシがアリマさんを捕まえた。
「放してください。まだ、まだあの人に何も言えなかったです」
「ネネを虐めるないの!」
泣きながらも牡丹さんから離れないようにする格好がさぞ哀れに映る。その隣のステラは泣き出しそうな顔でカカシの足を引っ張った。僕は、意識を離した牡丹さんの鼻先に耳を傾けた。呼吸音が乱れているけどまだ生きている。病院に間に合わなければ助ける
「た、助けてください。あの女が俺を殺すために人を雇いました」
当主が折れた掌を揃えてカカシに命乞いをする。生き残るためであれば、靴先でさえ精精舌で舐める気が
「各務家の小僧よ、陽様から授けてもらった服に指一本も触れるな。病気が移る」と、言った後にモノクルを服で拭いた。「そうやって、急かさなくても次は君の番だ」
「俺は無関係です。あの女が全ての
「
「血、違います。あいつは各務家の娘ではありません。元々は新吉原で連れてきたノバナで出身地も知らないただ
「また?」
「樹の一族の研究もあの女が勝手にやり起こしたことで、俺は反対しました。信じてください」
話の展開が早過ぎて脳が追いついていかない状況の中、カカシと目が合った。あれは、嫌な予感がする。
「じゃあ、証明してもらえる?君が樹の一族と無関係であることを、今この場で証明できるのか?まあ、君の娘だと名乗った人物はあの娘一人しかいないから殺しはしない。ただ、今の話は、直接バベルに通報が入った
当主はカカシの話を聞いてから何かを考え込むように呆然とした。そして、僕はその呆然とした視線が幼いステラに向かっている
「要するに、問題になる末井を処分したら済む話ですか?」
「パパ?」
僕が事前に体を飛び出したおかげで、銃弾からステラを守れた。一発の銃声と二発の銃声の間にできた零点の時間差に、崩れた
「ステラ、大丈夫?怪我していない?」
「ステラ怖い。ここ、嫌だ。ネネと一緒に家に帰りたいの」
良かった。怪我はなさそうだ。ステラを安心させるために頭を撫でようとした時、自分の右腕が手首まで壊れていることを後から気付いた。薬を一気に飲んだせいで、痛みと共に脳の神経が
「パパも大丈夫?痛くない?」
僕は言葉の代わりにステラの頭を
「炭咲さん、後ろです!」
と呼び出されて振り向くとそこには、まだ銃を手放ししていない当主が、壊した左手で下を支えて、もう一発を
「俺の勝ちだ」
背中で銃弾を防ぐつもりでステラを抱きしめた。再生力がなくなっても一人の子供くらいは、皮が剥かれて血みどろの生身の背中で守れると思った。だが、それは自分だけの
「ダメ!——」
銃に撃たれた直後、僕はステラを抱いた状態で橋の上に倒れた。地面に手をついて立ち上がろうとしたが、腰がくだけたように下半身に力が入らなかった。また銃声が聞こえた。
「パパ、ネネと仲直りしてね。本当はね、ネネもステラと一緒に優しいパパが好きなんだ」
「へえェ、それは知らなかったな。アリマさんがステラには本音を言った?」
「ステラも知らなかったの。でもね、この間、パパと出会えた時の話を聞かせたら、私も優しいパパが欲しいと言ってた。ネネ、めっちゃ可愛い顔をしてた」
「本当か?信じられない。冷酷で冷静なアリマさんに可愛いイメージは想像し難いわ」
「でしょう?ネネもステラみたいに笑えるの」
なぜか自然にステラとの会話が始まり、
「パパに一つお願いがあるの」ステラが柔らかい微笑を浮かべる。「ネネのことを大事にすること。何があっても守ってあげること。悲しい時も嬉しい時も一緒にいること」
「それは、父親みたいにか?無理だ、それは」
「どうして?」とステラが輝く瞳をして僕を見上げた。「ネネもパパの娘なの。忘れた?」
「僕は、実の父親でもあるまいし、お金も社会的地位もない
「じゃあ、パパはいつパパになれるの?」
「それは……、僕も分からないことだ。今より歳をとって大人になったら自然になれると思う」
「えええ、それってパパが大嫌いな人たちと同じでしょ?パパもそうなりたいの?」
言われてみればそうだった。僕が話した
「そしたらね、パパがなってあげてよ。パパならできるの」
「僕が?」
「うん、パパは今も優しいし、責任を持った立派な大人なの。ネネも言ってたから、きっとなれる。ステラが応援する」ステラは元気な声で言った。「ステラは世界で一番優しいパパが一番大好き」
僕はステラの告白を聞いてすぐ目を覚ました。白い息を吐きながら、辺りを見回す。静かな部屋の中にベッドサイドモニターと点滴二本、そして小さな加湿器が置いてある。各務家の庭ではなく別の場所に見える。隣にはもう一つのベットが置かれていたけど、空席で僕一人だけ部屋を使っている模様だ。
呼吸マスクを外して吸った空気は冷たいミントの味がした。無理をしてまで体を動かせようとする度に、自ら脳を針で刺すような頭痛が強くなった。また、下半身から何の感触も伝わらない。確かにある体の一部が、他人のように感じる。頭のんかでは自分の体だと認識しても、
取り敢えず別の病室にいるステラを捜すためにここから出られる方法を考えた。
「ス…ミ…マセ」
声がない状態で仕方なくナースコールを押した。少し待っていると看護師さんが病室のドアを開けて僕と目が合った。何か書くものが欲しいとジェスチャーしたが、先生を呼び掛けに消えた。
歩けないことで困っている
外側はやけに静かだった。窓側から眺める
「その部屋は空室です。誰かお探しでしょうか」
とある医者が中性的な
「一緒に入院したお子さんをお探しでしたか」表情を読めないほど疲れた顔を持っている。「……案内します。少し歩きますので車椅子は私が後ろで押します」
「お礼は大丈夫です。あくまで仕事ですから」
名札に「銀」の一文字が書いてある。誰もいない病院を通り過ぎてエレベーターを呼んだ。しばらく時間が経ち、エレベーターが地上九階に止まって扉が開いた。中に人は乗っていない。銀さんは地上一階のボタンを押した後に、車椅子が動かないように壁側に固定してくれた。
一階に到着するまで一分もかからなかった。
エレベーターの扉が開かれると、人々の泣き声の
「お子様は、一番奥の
そのとき、奥の霊安室の扉が開き、白衣を着た小柄な中年女性が出てきた。僕より、まだ背が低く、
扉は鈍い音を外側に反響させて開かれた。僕は霊安室の中に入って扉を閉めると、真ん中に置いてあるベットに光が差し入った。閉ざされた部屋に、
その痛みに吐き気が出た。抑えるために体を伏せいた時にバランスが崩れて地面に転んだ。ありえない、と思いつつ、ベットまで両腕を地べたについて四つん這いになって行った。
「ああ、ああ、ああ」
「炭咲くん、炭咲くん。君のせいじゃないよ、だから、自分を責めないで——」
僕の世界は、もう一度壊れた。尽きぬ思いに血涙を止め得ず、もどかしい過去の面影は跡さえも残さなかった。そして、ベットに寝っているステラを見つめる眼には
見る目も構わず、ただ泣き叫んだ僕を、後ろから誰かが抱きしめてくれた。人の温もりが体内に伝わってくる。また永遠に冬の季節に閉じ込められたステラを思い出し、またあの夜と同じく、一人だけ生き残った自分自身の運命を恨んだ。どうして同じ試練を僕に授けたかを反問したかった。
「ナ…ゼ、ナゼ…ボク…、ダケ」枯れた声は僕の意思と関係なく錆が入ったように千切れて聞こえる。
「炭咲くんのせいではない。ステラちゃんもきっとそう思うよ」
この声は、こひなさんだ。各務家にも一緒に行ってくれて、今も隣にいてくれている。花園大学医学部附属病院からステラを捜しに一人で父親の会社に向かった当日、僕は二度とこひなさんに会えないと思った。独りの人生に慣れた僕が他人と関わって知り合い、すぐ別れることは
「早く起きろよ、このバカ野郎。起きて、自分がやらかした結果にちゃんと向き合いなさい」と、香月さんが僕の首筋を掴んで僕を無理矢理に起き上がらせた。
「ち、ちょっと、悲しんでいる人に何をしているのですか?その手を離してください」
「これはハルくんと俺の間の問題だ。家族でもない
「はあ?何それ、キモッ。ウチはステラと炭咲くんの命を助けた恩人だし、三人で過ごした思い出もあるから部外者ではないと思うよ?それと、ウチに指図を出す資格なんてあなたにある?一番大事な時に役に立たなかった人は他でもなく医者であるあなたでしょうが。人を散々待たせてステラも助けなかったあなたにも責任はあるから、一旦、炭咲くんに謝りなさい」
「どの口が言う。責任を云々する君はあの場で何ができた?結局、ステラは死んで各務家の使用人は意識不明のままで寝ている。
こひなさんは話を聞いて情報の
「詳しい事情は知らんが、ステラの遺体をバベルの方から回収する連絡が病院長の宛てに連絡が届いている。この場合、翌日の朝五時に予定されているアゴラで罪人を
「ありえない。それは、絶対おかしいわ。早く止めに行かな——」
「君が行ってどうする。ただの新吉原で
「あなた、本当に炭咲くんの親戚なの?全然、似ていないけど。人の命をそう簡単に諦めないで。先生は何としても
二人の会話は隣の部屋に
「コウヅキサン、イマナンジデスカ?」と、頑張って言葉を喋った。「ボクに、クスリをクダさい」
枯れた声と元の声が混ざって聞こえる言葉に誰も聞き取れる人はなかった。何か書くものが必要だとジェスチャーで伝えたら、こひなさんが自分のスマホを貸してくれた。画面が割れた古いスマホだった。
「薬?君もいい加減にしなさい。あるとしても、ハルくんの体はもう通常の薬は効かないから使う意味がない。今は医師による専門的な診断と通院治療を受ける時期だよ」
僕はスマホを下に置いて三本しか残っていない腕で文字を入力した。『樹の一族プロジェクトで開発している新薬を僕に注入して欲しいです』
「…はあ。その話、誰から聞いた?」香月さんが頭に手を当てて激しいため息をついた。「まだ臨床実験も行っていないし、実際、まだ
具体的な話は知らなかった。ただ自分がもう一度立ち起きる力を手に入れれる方法があれば、何だって構わいと思って言った話だった。
『それを使えば、炎を出せますか?』
「炭咲くん、何を考えているの?薬を貰って何をするつもりなの?」こひなさんが心配げな面持ちで僕の顔を真っ直ぐに見た。「まさか、その体を持って外を歩くつもりではないよね?違うよね?」
僕はベットに体を寄せて座った。『アリマさんを助ける』
それを読んだこひなさんから右頬を叩かれた。血の味が口の中で広がる。痛みはしなかった。
『痛いじゃないか』と嘘をついて相手に見せる。
「香月さんの言うとおり、いい加減にしてよ。どんだけ人に心配をかけたら気が済むの?先生はウチらに任して炭咲くんは自分の健康だけを考えなさいよ」
香月さんが怒った。怒ったけど泣いている。他人のせいではなく他人のために怒る人顔は、久しぶりに見た。僕は、包帯を巻いた左腕でこひなさんの涙を拭いてあげた。
『アリマさんと一緒に帰って来る。帰ったら三人で映画でも見に行こう』と書き残して偽りもない約束と共にスマホをこひなさんに渡した。
その後、こひなさんの肩を借りて車椅子に座った。向こうのベットにまだ静かにステラが寝ている。今でも
僕は、この一週間の間、違和感で満ちた日々を過ごした。が、振り返ってみるとあの時に感じた気持ちは、生まれてから初めて味わう感情の塊であり、幸せであることを自認した。全てはステラのおかげだ。ステラが起こした事件と出会いが、まったく偶然をくり重ねて僕をここまで導いてくれたのだ。でも、ここからは、僕の意思で前へ進む出番だ。
ステラは僕の娘であり、僕はステラのパパだ。そしてアリマはステラの妹であり、ステラはアリマのネネだ。
個人的には自分の大切な人々の
ステラが繋いでくれた因縁を見逃さない、と決めて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます