11*家族からの要望 -02-
ロイから一緒に社交界に出ないかと言われた日より前に、アイリスはジェシカに相談していた。話した瞬間、ものすごく嫌そうな顔をされた。
「社交界に出たい? 結婚相手を探すため? 何を言っているの?」
「言葉通りよ……」
「グラディアン教官がいるのに何を言っているの?」
(二回言われた……)
ジェシカは呆れた様子だった。
「相手がいるのに一人で社交界に出るなんて失礼だわ」
「なっ。前は出ればって言ったじゃない」
「グラディアン教官が乱入して攫うにクッキー十枚、ね。あれは例えよ。それに今のアイリスは目的があって参加したいんでしょう。それは駄目だわ」
ジェシカの言葉は最もだ。
だが、そうも言ってられない状況でもある。
アイリスはぼそっと呟いた。
「だって……」
「?」
「フラれたくないもの……」
「は?」
ジェシカのこんな声を聞いたのは初めてかもしれない。改めて詳しく説明すると、納得はしてもらえた。ジェシカは自分のこめかみに手を置いている。
「アイリス。グラディアン教官が婚約者役である今がチャンスなのよ。ここで押さなくていつ押すの?」
「押す?」
「好きになってもらうための努力よ」
(そういう意味の押す……)
アイリスは顔を曇らせる。
「ロイ殿は私のことをよく知っているわ。今更何をしたって好いてもらえるわけないじゃない」
「ええよく知っているわ。アイリスの良いところも可愛いところもね?」
可愛いところ、と言われて、パーティーでのロイの言葉を思い出す。「俺にとっては可愛い」と、彼は確かに言ってくれた。その時は混乱の方が大きくて、どういう気持ちで受け止めていいのか分からなかった。
落ち着いている今、思い返す。
(……本当に?)
真っ直ぐ、力強く伝えてくれた。
彼のことだ。嘘ではないはず。
(……本当に、可愛いと思ってくれているの?)
アイリスはみるみるうちに顔に熱が集まる。
「あら赤い顔。グラディアン教官に何か言われた?」
「な、なんでもないっ!」
パーティーに行ったこと、出された料理のことはジェシカに話したが、それ以外は話していない。ロイがいたことやバルコニーでの出来事は秘密だ。追及されたら何と言えばいいのか分からない。それに恥ずかし過ぎる。あんなに至近距離で色々言われたのだから、知恵熱が出るのも無理はない。
ジェシカはアイリスの顔を眺める。
察したのか頬が緩んでいた。
「自分に自信を持ってもいいんじゃない?」
「…………でも、社交界には出ようと思うの」
「は?」
(顔が怖いんだけど)
声にドスが利いている。
アイリスは落ち着かせようと両手を見せる。
ちゃんと理由はあった。
「ほら、私って全然社交界に出ないでしょう。どんな人が集まっているのか全然知らないし。知っておくのはいいと思うのよね」
「……グラディアン教官はどう思うかしら」
「ロ、ロイ殿は関係ないわ。あくまで婚約者の役、なんだから」
するとあからさまに溜息をつかれる。
ジェシカは腕を組んであっさり言った。
「なら私も同席するわ」
「え、ジェシカも?」
社交界はアイリスより経験がある。
一緒にいてくれるのは心強いが。
「アイリス一人じゃ何が起こるか分からないもの。私が監視してあげる」
「監視って……。でも、いてくれるのは嬉しい」
「素直でよろしい。でもロイ殿に押すことも忘れずにね?」
にこっと美しい笑みを向けられるが、アイリスは微妙な顔になる。好きになってもらうための努力をしろ、という話は続いていたようだ。だからといって、どうすればいいのか見当がつかない。
するとジェシカは人差し指を立てた。
「ギャップを見せるの」
「ギャップ?」
「普段のアイリスはとても勇ましくてかっこいいでしょう。女性らしさを見せるのよ」
「……いやそれが難しいんだけど」
「簡単な方法があるわ。まずは見た目ね。彼と会う時に着飾るの。綺麗な格好をしてくれたら男性は喜んでくれるわ」
パーティーの時にロイがドレスを褒めてくれたことを思い出す。普段見慣れないからか、新鮮そうな目で見られた。だが着飾るのはもうやっているし、見目を褒められるのが好きではないと、すでに伝えてしまっている。
うーんと悩んでいると。
「アイリスは基本的に肌を全て隠すでしょう。露出を少し増やしたら?」
「は!? そんなことしたら目に毒だわ」
「何を言ってるのやら。見た目の美しさを利用すればいいのよ。肩を出したら? 全部が難しいなら、少し開いているものがいいわね。普段着ない服装なら、より目線をもらえるわよ」
器用にウインクされた。
ちょっとときめいてしまう。
口ぶり的に、実体験だろうか。
自分より知識も多いだろうし、経験も豊富そうだ。
アイリスは無意識に肩をさすってしまう。
「肌か……恥ずかしい……」
基本的に全て覆われている服を着るようにしている。極力肌を出したくないからだ。ひらひらしたスカートは動きづらい。ドレスを着るのもあまり好きではない。令嬢という立場上ドレスを着る機会は何度もあったが、正直いつも着られている感じがしていた。
「好きな人に見てもらえるのよ。嬉しいでしょう?」
「その感覚、私にはよく分からないわ」
「意識してもらえるってことだもの」
(意識……)
弟子としてではなく、女性として意識してもらえるなら。それなら確かに嬉しいかもしれない。苦手な服装やドレスも、少しは好きになれるかもしれない。なにより自分に自信がつくかもしれない。
アイリスは気合いを入れるためにも頷く。
「分かった。挑戦してみるわ」
「そうこなくっちゃ。私が選ぶわね」
「え。ジェシカが選ぶの?」
「アイリスのことだから、散々迷って結局いつものパターンになる姿が浮かぶわ。いいわよね?」
はっきり言われてしまうが、確かにそうなる気がする。アイリスはジェシカに頼むことにした。次回ロイに会う時に、着飾った姿を見てもらおうということになった。
社交界についても、二人で参加することを計画立てていた。
「色々ありがとうジェシカ」
「どういたしまして。これくらい安いものだわ。にしても……ふふふふふ」
「……何がおかしいの」
「だって、アイリスがグラディアン教官と一緒に社交界に出るなんて」
ジェシカはよほどおかしいのか、笑いながら泣いていた。抑えようとしているが身体を震わせている。こういう反応をされるのは無理もない。
が、ちょっと笑い過ぎだと思う。
最初に相談した時のジェシカは怒っていたが、心配してくれているのは分かっていた。こちらの意図を汲んで、同席すると言ってくれた。婚約者になり得そうな人を探そうと思っていたのに、当の本人と一緒に参加することになったのだ。
そりゃ笑いたくもなる。
アイリスは少し居たたまれない気持ちになる。
「……もうその辺にしておいて。私だってまさかこうなるとは思わなかったもの」
「でも丁度よかったわね。ロイ殿に着飾った姿を見せられるもの」
「それは、そう、だけど……ジェシカ。ここまでしろとは言ってないわよ」
アイリスは眉を上げる。
ドレスはジェシカに選んでもらった。
色は珍しいダークレッド。
基本的に暗めの赤なのだが、見方によっては黒っぼく見えるシックな代物だ。スレンダーラインでふんわりした長い裾なのだが、実は左右に大きくスリットが入っている。歩く度にアイリスのほっそりした足がよく見えるようになっている。
肩は結局隠しているのだが、その分デコルテを大きく見せているデザイン。首筋にはジェシカおすすめの香水をつけられた。品があるいい香りなのだが、高級感もある気がする。なんだか落ち着かない。「これ大人向けじゃない?」と言えば「あなた大人でしょう」と返されてしまった。
普段アイリスは香水をつけない。首に香りがあるということは、鼻孔にも届きやすいということだ。慣れない香りを纏っているせいか、そわそわしてしまう。
落ち着かないのは社交界に出る緊張もある。社交界は十六歳の時に一度参加したきりだ。ブロウ家の令嬢として挨拶するため。すでに士官学校に入学していたこともあり、アイリスの名前は広がっていた。好奇な目で見られたので、正直あまりいい思い出はない。
髪のサイドは結ってもらったが、長い髪はおろしたまま。背中もざっくり開いているドレスなのだが、髪のおかげで隠れている。耳元と首元には細めの金のアクセサリーを身につけている。肌を出しているのに目立たないネックレスなのだなと思っていると、近くで見た時に色っぽいからよと解説された。
『……なんで色っぽさに全振りしてるの』
『イメージを変えるためよ。今のアイリスは騎士なのもあって冷たさと力強さの印象が強いもの。女性の魅力を出すならこれが一番』
納得させるだけの理由を言われる。
少し肌を出すだけという話のはずが。
いつの間にか全身コーデされていた。
『言っておくけどこれでもささやかなんだから。胸元を大きく開けている人もいるもの』
『自慢のものを持ってるんでしょうね』
『アイリスだって大きさは丁度いいし形が綺麗だわ』
『わざわざ言わないで……』
いざ社交界の場に行くと。
どんどん緊張してきた。
久しぶりの参加なのもあるが、格好も香りも全て普段と違いすぎる。肌が空気に触れる度に、開いているのだと実感してしまう。
(……なんで背中が開いてるの。なんで着た時に疑問に思わなかったの、私)
髪で隠れるからと最初は気にしていなかった。
今は恥ずかしい。とても恥ずかしい。
思わずジェシカに抗議の言葉を並べる。
「ねぇこんなに開ける必要あった?」
「今日のアイリスは女神級に美しいわ。前にかかった長い髪をぜひ手で払ってほしいわね。絵になるわよ」
「人の話を聞いて」
「いいじゃない似合ってるんだから」
「こんなに肌を出す予定なかったでしょう。それに足だって。これ、膝まで見えるじゃない」
「立ってる間は見えないでしょう。全部見せるんじゃなくて、歩く度にちらっと見えるのがポイントよ」
「そういう話はしてないっ。ねぇ着替えたいんだけど」
「なにいってるの。もうすぐ始まるんだから駄目よ」
「うううう……」
アイリスは薄桃色の可愛らしいドレスに身を包んでいるジェシカの腕を強く掴む。隠れたかった。誰にも見られたくない。自分の方が背が高いのに、どうにかジェシカで隠れようとする。
「待たせた」
知ってる声が聞こえ、アイリスは慌ててジェシカの後ろに隠れる。ジェシカが「いいえ大丈夫ですわ」と答えているが、アイリスは何も言えなかった。
「アイリス?」
名前を呼ばれてしまい、そっと顔を向ける。
ロイは以前着ていた騎士の礼服姿だった。
今日も髪を上げている。
何度見てもかっこいい。
ジェシカは彼の服装を不思議そうに見ている。
「あら。タキシードではないんですの? 社交界でその格好はかなり目立つと思いますが」
「いいんだ。今日は目立ちにきたようなものだから」
「それもそうですわね」
「俺よりも目立つ人がいるみたいだけどな」
ふっと笑いながら近付いてくる。
さすがにこのままでは失礼だと思い、アイリスはそっとジェシカの前に出た。履いている赤いヒールはいつもより数センチ高い。慣れない高さに少しだけふらつきそうになるが、持ち前の体幹で姿勢を正す。
ロイはアイリスを一通り見て、微笑んだ。
「綺麗だ。今日は雰囲気が違うな」
「私が選びましたのよ」
得意げに顎を上げたジェシカにロイが笑う。「さすがフェイシーだな」と言いながらも、視線はアイリスに向けられたままだ。
少しだけ、照れくさそうな笑みになる。
「なんだか、緊張するな」
(えっ)
「大人の女性になっているでしょう?」
ジェシカは自慢顔になっている。
ロイは素直に「ああ」と頷く。
「誰にも見せたくない。俺だけが見ていたい」
(ひぇ……!)
真っ直ぐなロイの言葉は想像以上の破壊力だ。心臓が途端にうるさく鳴り出した。いつもと違う姿に何か言ってもらえるだろうかと、少しは期待していた。期待はしていたが、予想の斜め上のことを言われて、思わず視線を逸らしてしまう。
ジェシカはにっこりと微笑む。
「目的を果たしたら二人きりで過ごすといいですわ」
(ちょっとジェシカ……!)
こんな格好で二人きりだなんて絶対無理だ。ジェシカもいるからまだなんとか自分を保てているのに。それなのにロイが「そうだな。ぜひそうしたい」と言うものだから、アイリスは言葉に詰まる。
「あ、あーそういえばモニカは?」
なんとか話題を変えたいと思い、モニカの名前を出す。今回はロイの妹であるモニカも参加している。モニカが会ったという人物が本当にシリウスなのか、確かめるためだ。
まだモニカは貴族になる手続きを済ませていない。が、今回の社交界は貴族の親族や関係者も参加可能。とはいえ、社交界の参加者は大体知られていることが多い。モニカが早くも噂になるのは困るというロイの要望で、人通りが少ない場所に集合していた。
「もうすぐ来るはずよ」
ジェシカの言葉に頷いていると、ゆっくりこっちに歩いてくる人物が二人いた。一人は橙色のドレスを着ているモニカ。もう一人は騎士の制服を着ている女性だ。
「お待たせ。モニカちゃんを連れてきたよ」
「ありがとうクロエ」
「まさか私も社交界に参加できるとはね」
紺色の短髪を持つクロエ・ノニクルはあっけらかんと笑っていた。彼女は平民だが、性格的に同期であるアイリスとジェシカと気が合うところがあった。モニカ以外は全員顔見知りだ。
「急に護衛を頼んでごめんなさいね」
「構わないよ。いつも外の警備で味気なくてね。綺麗な女性を眺めるのは気分がいい」
彼女の騎士としての仕事はほぼ警備だ。
社交界の場、パーティーの場、要望が出されればどんなところにも赴く。警備の仕事は体力と気力、精神力がいるが、クロエは全てクリアしている。彼女の場合はそれ以外にも抜擢される理由があった。中性的な顔立ちだ。
短い髪とその顔立ちに、平民、貴族問わず女性陣をあっという間に虜にしてしまっている。ファンクラブも存在しているらしい。社交界の場で変な期待を持つ男性騎士を派遣するより、クロエを派遣した方がいいと上から言われていたりする。
今回も警備で来る予定だったようだが、事前にジェシカが頼み、護衛という立場で社交界に参加してもらうことになった。社交の場だが危険がないわけではないため、女性だけの参加者は護衛として騎士を連れてくる人もいる。モニカのためにも協力を頼んだ。
「今回は絶世の美女と可愛い女の子の護衛なんだろう? 役得だね。同期の奴ら、悔しがるだろうなぁ」
くっくっく、とおかしそうに笑っている。
自身が女性にモテることを自覚しており、話し方もどちらかというと男性に寄せている。そのせいで「俺らに縁が来ねぇだろうが!」と同期の男性騎士達からよく文句を言われているらしい。「来世に期待しなよ」といい笑顔で返すのだから、余計ライバル的な視線を向けられるようだ。
「クロエに頼んだら安心だわ。ご令嬢達から厳しい視線を向けられるかもしれないけど」
「ご令嬢の中にはジェシカのファンもいるだろう。圧倒的な美に対して人は寛容だよ。人通りが少ないルートは確保しておいた。モニカちゃんが会場で見えることはないようにするから安心して。もしそんなことがあったとしても、私とジェシカが即興でいい雰囲気になれば、目線はこっちに向くはずだ」
言いながらジェシカの顎にクロエの手が添えられる。
顔を近付けながら見つめれば、ジェシカも合わせて余裕そうに微笑んでいた。画面が急にきらきらになる。とても絵になるが、どういう気持ちで見ればいいのか。
モニカが一歩前に出てくる。
淑女らしくドレスの裾を手に取り、軽く膝を曲げた。
「皆様。この度は、私のためにありがとうございます」
事前にモニカには、貴族の令嬢としてのマナーを教えていた。身体に刷り込まれているようで、動きも言葉遣いも綺麗だ。ジェシカも「覚えがいい」と褒めていた。
ジェシカが全員の顔を見渡す。
「さて。今回の目的は、モニカが会ったという人物がイーデン公爵か確認することですわ。互いに分かれて行動しますが、どうか無理はしないように」
皆が頷く。
ロイとアイリスは二人で会場を歩き回る。
シリウスに挨拶をするためだ。
ジェシカとモニカ、護衛として参加のクロエは、人通りが少ない場所で待機する。シリウスの顔が見える位置までは移動する予定だ。ロイ達が話している間に、モニカに顔が一緒か確認してもらう。合図など色々細かいことも決めた。後はそれぞれ、臨機応変に動くだけだ。
ロイはクロエに改めて礼を伝えていた。「こっちとしてもありがたい話ですよ」とクロエは笑っている。
「ノニクル。モニカを頼んだ」
「承知しました」
「モニカ。また後で」
「うん。お兄ちゃんも気を付けてね」
ロイは苦笑する。
社交界の場で気を付けて、という言葉も変な話だが、貴族社会がどういうものか、多少は理解している。モニカも、その覚悟を持った上で貴族になりたいと思ったようだ。
三人は先に移動する。
それを二人は見送った。
「アイリス。よろしくな」
「はい。お任せください」
侯爵令嬢であるアイリスがいた方がシリウスに声をかけやすい、という理由で二人で行動することになった。ロイのためにもモニカのためにも、アイリスは自分のできることをするつもりだ。
結婚相手云々のことは、一旦忘れる。
今回の目的を果たしてからでもいい。
ロイが腕を出してくれた。
自然とアイリスが手を添える。
「アイリス」
「はい?」
「俺だけを見てくれるか」
「……? 前を向かなければ歩きにくくないですか?」
すると苦笑される。
そういうことではないらしい。
「他の男性に目を向けないでほしい。今宵の君は本当に、いつも以上に綺麗だ。目が合えば、自分に気があるかもしれないと男は思うだろう」
(はい!?)
それはないだろうと即座に否定したかったが、あまりにロイが真剣な瞳を向けてくるので、アイリスは固まってしまう。
すると顔を覗き込まれる。
「俺を見るのは嫌か?」
「そ、そんなことは。滅相もありません」
「じゃあ俺だけ見てくれるか?」
「……は、はい」
「よかった」
嬉しそうに少し笑う。
行こう、と促されて二人も歩き出す。
アイリスはロイの言葉を頭の中で復唱してしまう。意識してもらうつもりが、こっちが意識させられている。
(……私の心臓、もつかしら)
また知恵熱が出ないだろうかと、心配になった。
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