6話
茉莉花side
「縁と思えば松村夏穂は松村大臣の奥さんの連れ子だから……」
イチルは目をキラキラさせながら考えている。
「ジャスミン、松村夏穂について調べてみ?」
「分かった」
私はイチルに言われたどおりパソコンを使って調べると
「これ……!」
私は驚きな発見をした。
「そう。松村夏穂はそもそも大臣のことを毛嫌いしている。だが、表面上仲が良いだけで中身はただのクズってわけ。」
イチルは飴を口に含みながら呑気に言う。
「それと大臣からお金をかなりもらってるみたいで、お金持ちアピールとか特別に顔が可愛いから芸能界でも厄介よ。」
とセイラは険しい顔で言う。
「まぁ、私ほど人気ってわけじゃないけど、あの人のつくる奴隷の男たちがめんどいのよねー」
とセイラは艶のある長い髪をクルクルさせながら言う。
「奴隷?んだよそれ!やること女王様かよ。」
とシゲの投げた野球ボールを陽がキャッチし、陽はそのボールを遠い的にものすごいスピードで投げた。
「今回は厄介だな……俺たちのターゲットは」
「前は私の夫だったから楽だったけどね……」
と蓮実さんは少しため息をつく。
「だーけーど!大丈夫!」
と沙耶香さんは笑顔で空気を変えようとある発言をした。
「智洋、ユッキー、教えて」
とお母さんが不思議そうに思っていると
「娘は罪を犯している」
「それも数え切れないほどね」
と衝撃の事実だった。
「どうする?ルナ・ソレイユ。」
そう呼ばれたお母さんはニヤッとして
「もちろん、私たちの可愛いこどもたちを傷つけることがあるからねぇ、早めに処理しないとだね。」
蓮実さんはお母さんに聞いた。
「どうする?私のときみたいに離婚を迫る?」
お母さんはしばらく考え込むと
「いや、もっといい方法がある。それはねぇ……
あの人に恨みを持って冤罪にされた人たちと協力しない?」
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