⭐長田2

 神戸の長田の焼きそばは何と言うかしっとー?


 地下鉄新長田の駅は緑の光りに照らし出された。


 僕たちは話していた。


 高校生は話していた。


 僕たちは勉強会を続けているわけではないけどやっぱり言葉は必要経費。


 音楽はたしかに流れていたけど僕たちは止まった。


 止まった神戸で

 暮らし始めた。


 止まった神戸で

 暮らし始めた。


 もう何年目かな?




   くにうみ


 窓を開けて見える淡路島は

 いつの間にか変わった。

 ちっぽけな町だと思っていたけど

 ちっぽけな島だと思っていたけど

 それがくにうみ。

 それが始まり。


 ちっぽけなこと。

 何もないところ。

 くにうみ。


 明石海峡の橋は大きい。


 いつの間にか変わった。


 もう

 大きい。


 これからは

 くにうみに

 恩返し、、、。




   牛乳


 「牛乳飲んでもいい?夜風が心地いい⭐寒いけど美味しそうなかんじ」

 今は冬場⭐蟹が食べたかったから通販で頼んだ⭐楽しみにしてるから僕たちは明るかった⭐

 明石海峡大橋は、ヴィッセル神戸の優勝でライトアップがヴィッセルカラーになった⭐

 東舞子から淡路に向かった僕たちは海岸を歩いて食事を素敵なレストランで済ませてホテルに向かった⭐

 露天風呂から夕陽と海が見えてきた⭐

 素晴らしい夜だ⭐


 翌朝僕と弁天様は、海をバックにして記念撮影した⭐牛乳がおいしい⭐

「淡路島ってどこがいい?」

「新しいことで言うなればやっぱ牛丼❗だから淡路島が好き」

 僕たちは笑顔になった⭐

 一面に広がる明るくて淡い緑色と茶色⭐山と田んぼ⭐澄み切った景色⭐


 僕たちはまた牛乳を飲んだ⭐

「こんなに牛乳飲んでも大丈夫かな?」

「アップルティーを飲んだらいいから心配したりしないこと」

「うん」

「淡路島観光なら、まず淡路花さじき‼無料で四季折々楽しめる」

「行こう」

 僕たちは何の味のしない液体を飲んだ⭐六甲山の水に日本の小麦粉を溶かした⭐

「このご時世だからタダじゃないとやってられない」













  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る