【父上様が選んだ二人】6話

「な!、、なんだと?!、、!」

シリウスは、驚愕していた。


「俺も残る!」と言うシリウスの訴えなど、到底父上様に届くはずもなくだった。

父上様は、再び詩菜と共に俺とシリウスを部屋へと呼んだ。


父上「よいか、二人共。

私がなぜお前達を詩菜の相手としたのか。話しておく。」


シリウス「何か理由があると?」


父上「あるに決まっておる。

詳しくは、後々ではあるが。。

お前達二人、シヴァ神に関係している事。


そして・・・

まっさらで綺麗な精神だからだ。」


「だから、、それが何だと言うんだ?」


父上「まっさらとは、精神だけではない。

二人共に共通しておる事。

それが、

『女性には全くモテぬ』事である!」


シリウス「はぁ?、、なんだよ、それ!

確かにモテないが・・・」


俺もシリウスに同感だった。。

そんな、、モテる、モテないが、、

詩菜の相手に関係すると言うのか?


父上様は、ニヤニヤだった。。。

「クックックッ・・・

遠い先ではない未来で、二人共、思い知るであろう。。」



そう、これから始まる用意された様々な試練にて俺達は、知ることになるのだ。


俺達が本当にモテなくてよかったと。。


又、宇宙からの邪悪な連中は、父上様の悪どさには、敵わないと痛感する事になるのだ。



そして、、これから先、

父上様の思惑とお釈迦様の思惑がぶつかるようになるとは、俺達は、全く知る由もなかったのだ・・・





✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣



 次回の切り抜き短編へとつづく・・・


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