【父上様が選んだ二人】6話
「な!、、なんだと?!、、!」
シリウスは、驚愕していた。
「俺も残る!」と言うシリウスの訴えなど、到底父上様に届くはずもなくだった。
父上様は、再び詩菜と共に俺とシリウスを部屋へと呼んだ。
父上「よいか、二人共。
私がなぜお前達を詩菜の相手としたのか。話しておく。」
シリウス「何か理由があると?」
父上「あるに決まっておる。
詳しくは、後々ではあるが。。
お前達二人、シヴァ神に関係している事。
そして・・・
まっさらで綺麗な精神だからだ。」
「だから、、それが何だと言うんだ?」
父上「まっさらとは、精神だけではない。
二人共に共通しておる事。
それが、
『女性には全くモテぬ』事である!」
シリウス「はぁ?、、なんだよ、それ!
確かにモテないが・・・」
俺もシリウスに同感だった。。
そんな、、モテる、モテないが、、
詩菜の相手に関係すると言うのか?
父上様は、ニヤニヤだった。。。
「クックックッ・・・
遠い先ではない未来で、二人共、思い知るであろう。。」
そう、これから始まる用意された様々な試練にて俺達は、知ることになるのだ。
俺達が本当にモテなくてよかったと。。
又、宇宙からの邪悪な連中は、父上様の悪どさには、敵わないと痛感する事になるのだ。
そして、、これから先、
父上様の思惑とお釈迦様の思惑がぶつかるようになるとは、俺達は、全く知る由もなかったのだ・・・
✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣
次回の切り抜き短編へとつづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。