第8話 俺の相手の誕生②

俺は一旦引く事にした。

無駄だ・・・

この方には、、何を言っても。。。



そうして、お釈迦様を見れば、、

(なんで、、そんなに微笑まれるんだ?、、

何を考えてるだかなぁ、、この親子は。。)


ため息がでる。。。

「はぁ~。。わかりました。。

申し受けますよ・・・


但し! 生まれてきた子供が私以外を選んだり、、私にそのような気持ちを抱かない場合は、諦めてもらいますから!!」


父上「わかった。

心しておこうぞ・・・・


但し、私も話しておく。」


「何でしょう?」


父上「私の娘がそなた以外を選ぼうとも、娘の心にそなたがおる場合は、

続行致す!」


「は?、、意味がわかりませんが?」


父上「私の娘は、一夫多妻ではなく、

一妻多夫の道を歩くでの。」


これには、驚きを通りこして、

怒り、、いや、、呆れかえる俺。。。


「一妻多夫など、、おかしいではないですか??」


父上「何がおかしい?

リオンもそのようになるのだ!」


「な!なんだってーっ!?」


父上「これも、リオンの使命であり、

リオンが上手くいけば・・・・


私の娘は、自分の物だけを背負う。。。」


「どう言う事ですか?

リオンがどうなるのです?、、」


釈迦「リオンにはリオンの生きる道があります。

しかし、途中。。

どうしても、、、駄目ならば、、


これから生まれてくる娘がリオンのものも背負う事に・・・


過酷なのは、承知の上・・・

それでも、やらねばなりません。


ウェルヴィン。。

力になっては、貰えませんか?」


「・・・・いったい。。

貴方がたは。。何をしようと。。。」


息を飲まずには、いられない俺だった。。



・・・・・・


こうして、、誕生する事になるのだ。


しかも立ち会う方々の何と多い事なのか

と言いたいのだが。

極めて少ない。。


日本では、住吉三神。。

なぜだ?、、住吉三神・・・


そして、見ず知らずな方々が何人か。


そして驚いた事になぜか、、

シリウスと、、、


(あれは・・・確か、、生命の神の息子。。

なぜだ?)


理由もわからず、ただ俺は、

父上様に抱かれて現れた小さな赤子と初対面を果たすのだった・・・。。

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