おまけという名の番外編
番外編 Side story of 近藤①
この話は1話からの近藤さん視点のお話です。
――――――――――――――――――――――――
皆さん私は近藤詩織。今日から中学生なのです!
ただいまの時刻は午前6時。
起きた私は新品の制服に着替え、髪を直し...
準備を終えた私はソワソワが止まらない。
なぜなら今日はあの人に会えるのだ。
「...」
顔を桜色に染めて思いをはせる。
志望するのは私立の学校なので入学試験を受けに来た。
「はぁ...」
5教科ある試験のうち4教科が終わっての昼休憩中。
思いのほか疲れが溜まっていたようでお弁当が進まない。
~キーンコーンカーンコーン~
「大丈夫?」
ようやく試験が終わり、気ダルく歩いていると
顔立ちが整った男の子が声をかけてくれた。
「あ、はい。少し寝不足で...」
「お疲れ様です。あっ、そうだ」
彼は鞄をゴソゴソ探すとお弁当袋を取り出した。
その中から小さい袋を取り出して
「はい」
と私にくれた。
「みかんが入ったゼリー。ビタミンがいいからね。
帰りに食べようと思って持ってきてたんだ」
「ありがとう。でもこれ」
「大丈夫だよ。もうひとつあるから」
「じゃ、もらうね。ありがとう」
「じゃあ」
こうして立ち去ったイケメンに私は心を奪われたのだった。
「はぁ...また会えるかな~」
特徴ははっきりと覚えている。
お願い神様、中学校では勉強を頑張るから。
だから彼と一緒のクラスに~。
神様にお祈りをして、ふと時計を見た。ギョッ
「7時40分!?」
私は急いで家を出た。間に合って~~
――学校に到着
ギリギリセーフで間に合った。よかった~~
入学式が終わってからは、教室で結構待たされた。
私はすぐにクラスに溶け込むことができた。
そして一番大事なこと!あの人が居た!
神様~~ありがとうございます~~~
「ねぇ、せんせー遅くない?」
感謝を伝えていると友達の一人が言い出した。
「だね~」
「ねぇ!悪戯しない?」
と、一人が言い出した。
「いいね~」
もちろんみんな賛成!
「背が高いしお~お願い」
「よし!任された!」
そのあと先生には怒られたけど後悔はない!
そして時は放課後になる。
――――――――――――――――――――――
さぁ、放課後にはどうなるのでしょうか。
お気に召して頂けたら♡や☆で応援宜しくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます