第64話 グリーンドラゴン
第8階層、ボス戦。
敵はグリーンドラゴン。
「【フォァサイト】敵は、水で緑を育て、植物と風で攻撃してる」
「よし、先手必勝【リフォーム】埋まれ」
グリーンドラゴンは地面深く埋まった。
地面が揺れる。
そして、童話みたいに天まで届く、植物が地面から顔を出して、グリーンドラゴンも地上に現れた。
植物にとって土はお友達なわけだね。
感心してる場合じゃない。
「防御と攻撃」
「【リフレクション】」
「【アブソリュートディフェンス】」
「【リフォーム】壁」
いつも通りに防御を固める。
「【咆哮】うらぁぁぁぁ!!」
グリーンドラゴンは動きを止めたが、魔法のような力で雨を降らす。
そして植物が一面に生えてきた。
そして、突風が。
風がカミソリみたいな葉っぱを千切り、竜巻になって俺達に襲い掛かる。
何とか防御は耐えている。
でも決め手がないと、押されてしまうかも。
「【リフォーム】トンネル」
くっ、トンネルが潰された。
一面に生えた植物の根までグリーンドラゴンの支配下にあるらしい。
「【カリキュレイト】、葉っぱが邪魔で射線が確保できません」
「【フォァサイト】こっちも駄目だ」
青サラマンダーとケツァルコアトルの大軍、そして、オリハルコンロボットゴーレムも葉っぱに切り裂かれて死に体だ。
丸まって防御に徹してる。
カミソリの葉っぱは金属を多量に含んでいるらしい、青サラマンダーの炎でも焼けない。
天井を崩しても駄目そうだな。
ああ、何だよ。
葉っぱなんて切り離されたら死んでるじゃないか。
まあ、水に付ければ根が出て、成長するけど、言ってみれば仮死状態。
「【リフォーム】、葉っぱブーメラン」
幻石の特訓が活きた。
何千という葉っぱがグリーンドラゴンにUターンして襲い掛かった。
グリーンドラゴンの体は血まみれになった。
「
「分かってる【サンダーフィスト】【キングブロウ】」
そして必殺技が炸裂。
グリーンドラゴンは死んだ。
強敵だった。
パーティメンバーのステータスはこんな感じだ。
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:1268/65536
魔力:3817/13426
スキル:1/1
リフォーム
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:1197/65536
魔力:20020/10871+10089
スキル:6/8
採取
洗浄
魔法静物
鉄皮 325/485
乱舞 397/513
咆哮 160/645
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:1254/65536
魔力:25050/15105+10025
スキル:5/10
マジックビジョン レベル251/485
ブレット レベル369/369
リフレクション レベル167/284
カリキュレート レベル358/450
マジックオブジェクト
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:1285/65536
魔力:918/13281+118640
スキル:4/8
パリィ レベル169/189
サンダーフィスト レベル281/294
キングブロウ レベル260/312
マジックオブジェクト
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:1231/65536
魔力:3126/23836
スキル:3/8
フォァサイト レベル142/261
マジックオブジェクト
アブソリュートディフェンス レベル433/1174
――――――――――――――――――――――――
みんな、人外になったね。
スキルは地味だが、バランスは良い。
おそらく他のダンジョンでやれば、ソロで十分活躍できる。
接近戦での
魔石を融合した桁が違うのだけど、大魔力を使うのに適したスキルだからだ。
守りを固めて的確な攻撃を加える。
もうハンターとしては国内に敵なしかな。
第8階層のジャングルは住むには適さないけど、南国リゾートにすれば人が呼べる。
海はないからプールになるけど。
それと果樹園を作りたいな。
まあ、ここまで制圧するのは大変だから、中学卒業までにできればいいや。
いま中学は2年生の2学期が終わったところだ。
あと3学期と3年生を残すのみ。
場所は2階層にあるダンジョン神社。
リフォームしたモンスターが正月の衣装を着てたり、巫女姿だ。
子豚さんオークの巫女姿は、受けないと思っていたが、意外に人気だった。
でも一番は妖精ゴブリン。
見た目はエルフだからね。
アイアンロボットゴーレムの羽織姿は何か違うと思う。
まあ1年に一度だし構わないか。
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