第54話 ライトが落ちる
今日は芸能活動。
スタジオで収録。
「危ない」
そして、何が起こったか目をやると、頭から血を流している
そして壊れたライトが。
「誰か救急車を」
「カメラを止めろ」
「大変なことになった」
「くそう、この番組も終わりか」
レベルが上がっても、頭に一撃を食らえばこうなる。
駆け寄ると
当たり所が悪かったのか。
吐き気がこみ上げる。
くそう、死なせない。
「【リフォーム】」
「ご心配をおかけしました。【ステータス】」
何事もなく立って、頭の血をハンカチで拭う
「ごめん。俺が気づいて避けなきゃならなかった。ダンジョンの外だと油断してた」
「
「うん、ごめん」
「いいえ、死ぬよりましです。レベル限界も突破できたようですし。スキル枠も増えました」
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:282/65536
魔力:3397/3397
スキル:5/10
マジックビジョン レベル33/85
ブレット レベル108/369
リフレクション レベル32/284
カリキュレート レベル97/450
マジックオブジェクト
――――――――――――――――――――――――
凄いことになっている。
考えたんだが、リフォームして生き返ると、何度もリフォームやり直しができる。
例えばドラゴンの肉を融合するとか。
でもそうするとますます人間から離れて行く。
ほどほどにしておかないとかな。
魔力を抑えないと道行くひとが失神する事態になる。
サングラスをするようにして、それで心のスイッチを切り替えて魔力を絞っているみたいだけど。
「
「もうすでに人間やめてますから、遠慮する必要はないでしょう」
「ドラゴンの肉とかも候補にあるんだけど」
「それは遠慮します」
「魔石は良いの?」
「はい、体の中に石があるぐらい、なんともないですから」
「思ったほど傷が深くなかったようですね。念のために病院に行って下さい」
プロデューサーがきてそう言った。
俺も
「ええと、どこも異常はありませんね。健康体です。表彰したいほどの」
検査結果は異常なしだった。
ドラゴンの肉とか入っているとまた違うのだろうね。
魔法静物はスキルだから肉体には現れない。
スキルが第2の心臓になっているのかな。
いや、第2の魂かな。
スキルが肉体に付随したという話は聞かないから、魂かな。
魔石を融合してほしいということなので、1万ぐらいの魔石を集めた。
「やるよ」
「はい」
「【リフォーム】」
「痛くはないですね。【ステータス】」
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:282/65536
魔力:13422/3397+10025
スキル:5/10
マジックビジョン レベル33/85
ブレット レベル108/369
リフレクション レベル32/284
カリキュレート レベル97/450
マジックオブジェクト
――――――――――――――――――――――――
凄い圧だ。
ただ俺も魔力量は6000オーバーだから、失神したり、魅了されたりはしない。
俺の現在のステータスはこんな感じ。
――――――――――――――――――――――――
名前:
レベル:584/65536
魔力:6183/6183
スキル:1/1
リフォーム
――――――――――――――――――――――――
スタジオに戻ると警察がきてた。
「ええと、どうしたの?」
スタッフを捕まえて聞く。
「落下したライトに細工がしてあって、凶悪なことに鉄塊まで付けられてたようですよ。重さがが50キロを超えてたとか」
くっ、怒りで心が煮えたぎった。
ブラックフェンリルの仕業だな。
おそらくそうに違いない。
許せないが、捜査は警察に任せよう。
「
「うちのチームはみんな芸能人をやってもらいます。そうすれば、ブラックフェンリルに所属している芸能人の仕事を奪えるはずです」
ウマヤド皇子所属が4人になった。
1万オーバーの魔力に慄くが良い。
人外の渋さが良いんだそうだ。
3人の人外の美に太刀打ちできる芸能人はいない。
悔しかったのか
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