第二章 第3話 なんか呼び出されたんだけど
一方その頃、マルス達は水晶に触れていた・・・・
「ここに手をかざせば良いんだな」
「そうですねそれじゃあ測定を開始します」
なんか「どうせ無理だろ」みたいな顔してるなぁ・・・
とりあえずLv31に設定してあるから条件はr達成するだろ。
ピカァ
「なっ!」
名前:マルス 人族 性別:男
年齢:18歳 Lv31
スキル
<鑑定<中>> <聖魔法<小>>
これぐらいならお偉いさんとかに呼ばれとかいうことはないだろ。
「す、すぐに国王に通達を!!」
「ま?」
なんで?大分抑えたつもりだぞ?この世界ってこんなに低格なの?
ちなみに、キャロライナさんに関してはごく稀なギフトを取得していたというので同様に呼ばていった。
♢♢♢
赤々と主張する絨毯、キラキラと輝くシャンデリア、そして豪華な装飾を纏いイスに座っているのはその言っていた国王と思われる人物。
やばくね?急に緊急送還されて流されて来ちゃったんだけど。
「はあぁ〜」
何をやってんだか。
「おい!貴様!我が国王の前でため息をつくな!今すぐこの鋼鉄の刃で斬り刻んでやろうか!」
おわっなんかめっちゃ気が強い女の子がすごくクレイジーな事言い出した。
斬られても再生するけど。
「まぁまぁアンヌ・フローラーよ、そう口走るでないこのマルスという男、聖魔法を取得してるようじゃぞ?」
「なっ!んだと・・・階級は!?」
アンヌ・フローラーという女は飛びつくように聞いてくる。
この世界では<中>とか<極>を階級というのか。
「<小>です」
ほんとは<極>だけど。
「なんだ<小>かそんな階級ならあのお方の病は治せまい」
「ほーうでも試してみる価値はあるぞ?」
国王さん国王さんそんなに俺をよく分からないその人の病気を治す?みたいな事進めないでください。多分スキルでなんとか出来るけども。
「まぁまぁアンヌ・フローラーよ、そう口走るのでわない、このマルスという男聖魔法を取得してるようじゃぞ?」
「なっ!?んだと・・・階級は?」
このアンヌ・フローラーという女は飛びつくように聞いてくる。
この世界では<中>や<極>を階級というのか。
「小です」
「なんだ<小>か期待して損したわそんな階級ならあのお方は治せまい」
「試してみる価値はあるぞ?」
国王さん国王さん俺の知らないとこでそのお方を治す?事を勝手に進めないでください。多分スキルでなんとかなるけど。
ん?何故だろうこの王様この事態の結を分かりきったような言い草だ。
鑑定かけてみよ。
<<スキル:鑑定<極>を発動します。>>
名前:ユグドラ・モーツ 王族 性別:男
年齢:64歳 Lv35
スキル
<剣技<上> <火炎魔法<中>>
ギフト
<裁きの瞳>
この人もギフトあるのか、Lvも結構高いし元々冒険者で地位を上げて王様になった系の可能性が高いな。
これって相手の能力見れるのかな押してみよっと。
ポチッ
ブオン
ほーんいけるんだ、結構便利だなこれ。
ギフト
<裁きの瞳>
説明
マーラ大陸3大国王の中の1人だけが与えられるギフト。
どんなに隠そうとしても真相が見えてしまう。
こわ、じゃあ今さっき俺のスキルn全バレしたって事?
しかも俺、嘘付いたからなんか罰受けるかも・・・・オワタ。
落ち着くためにキャロライナさんをみよう。
チラッ
あ、何も分からず1人だけ話に置いていかれて悲しそうな顔してるな。
「(はあぁ〜)分かりました。ついてこい」
今この女バレないようにため息ついたよね?ついたよな!人の事言えねぇじゃんかよ!
「ちょっと待ってくださいこの人は私の付き人です。連れて行っていいでしょうか?」
「別に好きにしろ」
キャロライナさんが一緒についていける事をちょこっと嬉しそうに駆け寄ってくる・・・可愛い。
さっきから廊下をずっと歩いているみたいなんだけどこの屋敷に入る前からでかいって分かっていてもこんなに広く感じるんだなぁ・・・
「あの、ま----」
「ついたぞ」
「あ、はい」
俺達は扉の前に立っておりアンヌ・フローラーが扉を開けた。
ガチャ
こじんまりとした部屋に俺がもといた世界にいた超人気女優のような衰弱状態の金髪の絶世の美女が少し咳を漏らしながらベッドで寝込んでいた・・・・
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