第一章 第2話 弱肉強食の言葉の意味よ・・
「ふわぁ〜」
今日も仕事で夜に通勤か、え〜と時計時計っと・・・・・っ!
あれ!死んだんじゃなかったの!?腹が「グサっ」と・・そーっと見てみようそーっと・・・よかった〜血も出てないみたいだ。
いやいやいや!よかったじゃねぇもしかして生き返った?でも手がモフモフだし、目線もなんか低いし、暗くてどこかも分からんし。
「ああもう!どうしたらいいんだ!」
<<スキル:制限<極>を発動します。>>
ふうぅぅ〜・・?なんか落ち着いたぞ?てかスキルって聞こえたぞ、なんだっけ、それ。
「うーん」
・・・・は!俺の少ないラノベ知識によると決まった言葉で自分の情報がわかるっていう板が出てくるんだっけ?物は試しだやってみよう。
「ステータス!」
あれ?
「ステータス開示!」
んん?これならどうだ!
「ステータスオープン!」
ブオンッ
名前:うさぎ うさぎ族 性別:男
年齢:3歳 Lv1
スキル
<睡眠成長<神>> <威圧常時発動<極>>
<自己再生<極>> <制限<極>>
「うおっ!」
思わず口に出たよ、このモフッとした体うさぎだったのか・・・なんで?兔族とかじゃなくて?まずこの板が本当に出てきたということは・・・もしかしてここ。
「異世界?」
まーて待て待てそんなわけ・・・・ある?で、でもまだ信じ切れたわけじゃねぇけどよ!
「はぁ〜」
これからどうしよLv1だし、何か戦う時とか絶対しんどいって。
あぁ今見ると月が綺麗だなぁ・・・・夜だ。
「眠すぎる」
でも何かあったら嫌だしなぁーでも寝ないと体動かないし、何も始まらねぇ、うーんでもどうしよう、もういいやどうなってもしらねぇ寝る!おやすみ!
「ふわぁ〜ねみぃ」
そう言うとそっとまぶたを閉じた・・・
Zzz
---<<スキル:睡眠成長を発動します。>>
♢♢♢
チュン、チュンチュン
んあっむにゃむにゃ
ペカー!
「うわ!まぶしっ!」
太陽ってこんな眩しかったっけ?まあずっと夜に通勤して夜に退勤してたしひどい時は会社で徹夜してたし太陽なんて直で浴びたのなんて久しぶりだなぁ。
今見るとここ森だったんだ・・・そんなんだったら尚更危ないじゃん。
「チラッ」
よかったぁどこも傷ついてな・・・でもなんで?
<<レベルが上がりました。>>
あれ?俺なんかモンスターでも倒したっけ・・・・?いやいや昨日から寝ることしかしてねぇし。まぁ確認すっか。
「ステータスオープン」
名前:うさぎ うさぎ族 性別:男
年齢3歳 Lv36
スキル
<睡眠成長<神>> <威圧常時発動<極>>
<自己再生<極>> <制限<極>>
「ま?!」
なんでLv36にもなってんの?いや待てよそんな感じの寝るだけでLvが上がるような名前のスキルが・・・・どう操作するんだろこれ、とりまこの板の見たいスキル押してみっか
シュン
おお異世界っぽい(もう信じた)
「えーとなになに」
<睡眠成長<神>>
説明
寝るだけでLvが上がる、その速度はまるで神の領域のよう。
「はいチートですね!」
こんなスキルもよくあるもんだなーこんなチートあったら最強だな。
さてと!ここにいてもしゃあないしどっか行くか・・・・ポツン
「どこだよここ」
いやまじでどこ?なんか気付いたら森の中だし・・・・
「ま、まあこの森はぬけないとだし?」
ええい!なんでもいいや俺は進むぜ!
てってってってって(※一応忠告足音です。)
「あーあー」
今喋れてるけどうさぎになってもちゃんと会話出来るっぽいな、このまま喋りも出来なかったら後々困りそうだし・・・
「グォォォォオ!」
ドスン!
「うわっと!」
危ねっこけかけたじゃんやっぱここにもなんかモンスターみたいな奴がいるのか!?自分が襲われたら怖いし行ってみるかあぁでもうーん・・よし行こう!
「ヒューー」
なんか死んでる〜やだこわい〜木もなんかいっぱい倒れてるし、てか誰がこんなでっかい熊みたいなの誰が倒したんだろう?人が住めるような地形じゃない森だし
<<レベルが上がりました>>
なんで?今回は寝てないぞって思ったら眠くなってきた寝足りないのかよ俺・・
とにかく自分の情報は調べておこう。
「ステータスオープン」
名前:うさぎ うさぎ族 性別:男
年齢3歳 Lv40
スキル
<睡眠成長<神>> <威圧常時発動<極>>
<自己再生<極>> <制限<極>>
「何でこんないちいち上がんの?」
こんなすぐ上がるんだったらきりねぇな。
せっかくだしスキル全部確認しとくか、えーとこの見たいスキルを押してっと。
<威圧常時発動<極>>
説明
上級の魔物をも倒してしまう威圧を常時発動できる。
<自己再生<極>>
説明
脳、心臓が潰れない限りどんな部位も5秒で治ってしまう。
<制限<極>>
説明
自分、相手の力を制限させることができる。微調整も可。
「はぁ〜」
ため息がでるほどチートだなぁー。夢でも見ているのかなー(棒読み)
もしかして寝ている時襲われなかったのも、このでっかいクマ倒せたのもこの<威圧常時発動<極>>のおかげ?
<<レベルがノルマまで達したので新しいスキルを解放します。>>
うおおぉ!なんか体めっちゃ光ってんだけど!急すぎるだろ!
<<スキル:鑑定<極>を取得しました。>
これはなんか見なくても分かる気がする・・・見ないってわけにもいかないな。
「ステータスオープンそれぽちっとな」
NEW
<鑑定<極>>
相手が<偽装<神>>を使わない限り見たものの情報を何でも確認することができる。
文字通りそうっぽいな、まずこのヤバそうなのも超える<偽装<神>>ってのもあるのかよこえぇ〜、まぁ<神>ってついてるしよっぽどのことがない限り大丈夫だろうけどよ。とりまこのモンスター鑑定してみっか。
<<スキル:鑑定<極>を発動します。>>
名前:ダークアサシンベア(死) 魔物:中級
年齢15歳 Lv30
スキル
<隠密<上>> <斬撃<中>>
<身体強化<上>>
なんか強ぇ〜そんなやつ倒せる俺もつ強ぇ〜。
「フッ」
いかんいかんナルシストになるとこだったちょっと落ち着こう。
<<スキル:制限<極>を発動します。>
「ふしゅぅぅ〜」
って何でもありだなおい!てかこの威圧で大体何でも倒せそうな気がするけどこれで敵意がない人もこれで死んだりすんのも嫌だし何とかして抑えたいなぁ〜でもどうやって?
「・・・・」
あ!そうだ!
<<スキル:制限<極>を発動します。>>
「おぉ」
体から何かが抜けていく感覚がする・・・これで大丈夫だな!多分!
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