第78話 蹂躙へのカウントダウン
はいどーも俺くんです。
まず状況の整理だね。現在、我らが建国宣言を聞いて侵略というとち狂った判断をした国が何国かあるね。
勿論全ての国には盗聴用に
大体の状況は分かっている。
その上で、更に細かい情報はこれからどんどん得られるだろうね。快楽の海に突き落とせば良いのだから。
それで、目下の敵として三国。
武王率いる武王国。
愚か者の国、大帝国。
原初の龍が守護する国、竜の国。
どの国も樹国へ侵略する判断をした馬鹿な国な訳だが、恐らくあのおバカちゃん達が相手に出来るのは大帝国と武王国の幹部、竜の国の神龍だね。
龍の原初と武王のヤギ野郎は相手をしてあげないとね。
彼らにはまだ荷が勝つから。
あーそうそう。
もう既にかの三国から来た
やっぱりこの三国だけは滅ぼさないと気が済まなくなった。
だって、俺くんの大事な樹海も幹部達も住人達も全て滅ぼせって事だったからね。
俺くんのモットーは、やられる前に滅ぼす。
モットーに従うならやるっきゃないでしょ。
まぁちょっと気になるのは、武王国の神器かな。
あとは、何故、竜王が急に侵略路線に切り替えたのかだね。
確か盗聴していた時、竜王は侵略こそしないが、偵察隊は送り込む旨の発言をしていたはずだが。
まぁどっちにしても、侵略するなら、し返すまでよ。
ってことで十一柱の樹国幹部を割り振ります。
大帝国へは、マルコくん、サマくん、アルくん。
武王国へは、マーニちゃん、タルたん、リュオくん。
竜の国へは、フィルくん、ルシくん、ムートくん。
この時からムートくんの眼が深い闇の様なドス黒いものへと変わった事に気づいていなかった。
残りのヘルちゃんとジュピちゃんは、お留守番というか、この国を守る為に残って貰います。
さて、このだだっ広い世界に一輪の地獄の花を咲かせに行こうかね。
蹂躙劇の始まりだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます