第24話 樹海中心部

 どうもまさとくんです。

やっと、やっと、やっと樹海の中心部へ来ました。遠いよホント!!!


 進化してより一層移動速度が上がったとは言え、そんな俺でもこんなにかかるなんて思っても見なかった。


 これはアレだな。

至急、転移を習得せねば。


 神様になっちゃったし、不老だし、逆に出来なきゃ不味いよね。


 だって神様ってほら、すぐそばに急に現れていつも君のそばにいるよ的なテルマムーブをしなきゃいけないものだからさ。


 トイレ中でも風呂中でも気になるあの子をストーカーしてる最中でもそばに居ないといけないからさ。


 だからまさとくん。

瞬間移動を魔法で再現します。


 というのは追々、とりあえずこの樹海の主人を潰します。


 気配感知で位置は分かってんだよな。

力量も把握して、堕天使ちゃん時代なら苦戦したかもしれないけど、今の俺はゴッドだから。


 龍VS神。

かっこいいけど、格が違うよね。

神の御使いとしてあいつらは居るわけだから。


 その存在意義としては、あいつらはゴーッドである俺のパシリだから。


 だいたいにおいて、あいつが俺の元に来ないと行けないと思うんだよね。


 ゴーーッドである俺の元にね。


 という一人漫談を終え、竜の元へとやってきた。


 うっわ。警戒心はんぱねぇ。

グルルルとか言っちゃってるし。

目なんかあんな血走っちゃって。


 良いのかなー?

この樹海、いや、この世界のゴーーーッドである俺に楯突いて。


 まさとくんやっちゃいます。

っとその前に奴のステータスを見ようかな。


 神であるまさとくんの眼は相手の全てを見破る。誤魔化しはできない。


--------------------------------------------------------------


【邪龍ヴリトラ】

レベル:261(261/400)

戦闘力:2600000

HP:2500000/2500000 MP2800000/2800000

ATK:450000

DEF:420000

INT:400000

RES:450000

SPD:300000


【ユニークスキル】

『破壊息吹』『超火焔』『超身体強化』『限界突破』『体力超向上』『魔力超向上』『魔力回復超向上』『隠蔽』『邪気』


【種族スキル】

『竜人族支配』『隷属化』『龍気活性』『竜鱗』『龍気纏』『龍闘気』『長寿』『鑑定』『真龍化』


【スキル】

『気配感知』『魔力感知』『魔力制御』『魔力操作』『五感強化』『支配』『身体制御』『身体操作』『手加減』


【魔法】

『風属性魔法』[第十一位階]

『火属性魔法』[第十二位階]

『土属性魔法』[第十位階]


--------------------------------------------------------------


 結構強いじゃないの。

流石は龍。邪龍じゃなきゃ討伐しないレベル。


 魔力も闘気も申し分ないね。

あっ。良い事考えたーっ。


 君の龍としての生は有効活用してあげるからね。


 少しだけ異常者サイコパスとしての顔を覗かせるまさとくんであった。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る