恐らく物語を書く上で苦労することの一つ

 空海加奈です。


 物語を形成する上で一話でアイデアについて語りました。


 その上で『モチベーション』と『書くとき』の考えを述べます。これにはやはり賛否両論が混ざります。


 私も今小説を短編一つを連載の合間に書き、連載二つを2/16日現在で残してます。内一つはすでに完結予定ではありますが。


 とにかくこれの『モチベーション』というものが大変です。

 多くの作家様にとってもそれを維持することや、また継続させることはとても大変だと思います。


 私の場合は歌を聞きます。色んな歌の歌詞を聞きます。その言い回しや表現の仕方が参考にもなりますし。物語の空気と合う音楽を聴きながらだとモチベーションが湧いてきます。


 ほかにも映画を見る方や、カフェの雰囲気を楽しみながらこの描写をするにはと色んな観点を覗いている方もいるはずです。


 なので目標を小さく大きく捉えていくのが良いと思います。


 一つとして章分けして完結させてしまおう大作戦です。


 序章で終わってもいいです。2章で終わってもいいです。

 その時に起承転結を付けて考えてみて欲しいのです。


 ・起 物事の始まりでありその物語が始まっていく世界の展開。

 ・承 始まった物語が展開して多種多様な発展していく。

 ・転 物語が佳境に入り様々な終結に向けて進んでいく。

 ・結 物語の一つの締めくくりを設ける。


 これを序章で使い切って次の章から新たな起承転結を始めてもいいです。

 その間に伏線を張っても、回収しなくてもいいです。


 読者からしたら回収してほしいと思っても、回収しないからこそ輝く伏線というものもあります。


 綺麗に収まればそれに越したことはないですが、それこそ回収したいなと思ったら次の章や果ての章で伏線を回収すればいいんです。


 アイデアの時にすでに小説を書く君は思い描いてるはずです。物語の最後や、面白くなる展開などを。


 それならば起承起承起承転結してもいいんです。


 文字数でもいいです。少ない文字数しか書けないと思う君が目指す文字数を決めて目標が高くても目に分かる文字数をモチベーションに繋がります。


 こんなに書いたのにPVが…というよりも文字数をそこまで書いて物語を紡いだ君だからこそ一番苦労を知ってる君だからこそ自分を誰よりも上手く褒めて上げれるんです。


 私なんかはワードで書いてるのでページ数を目安に投稿してますが。自分で決めた分書けたらその度に達成感に酔いしれていいんです。


 そして自信を持ってください。アイデアを思い描いて執筆したその指はすでに貴方にしか出来ない物語を書けていることに。


「あ…でも、人気が欲しいな」


 そう思っても、人気ってなんでしょうか?私は常々考えています。


 『作品のファン』なのか『作者のファン』なのかは読者によって捉え方は違います。


 私は多くの作者様に申し訳ない気持ちではありますが作品のファンです。

 次の作品が必ずしも似たような展開とは限りません。だからこそそこで好みが分かれてしまうと思います。


 エッセイを読んでまで執筆したい意欲が君にはすでにあります。どう表現すればいいのかななんて思う気持ちすら愛おしく、その悩んだ気持ちを乗せて執筆すれば良いのです。


 誰かに何を言われても、その作品を好きになる人はいます。なんて言ったってこの世にはまだ生まれてくる命を含めたら多くの人間が読者になる可能性を秘めているんです。


 この2ページまで読んだ君なら、今の状態ならモチベーションを保って書けるのだと信じましょう。



 そんなことを言ってる私は執筆しないでエッセイを書いてます!

 な、なんだってー…って感じじゃないですか?これも私が個人的にファンが欲しいからやってることですね。もしかしたらこのエッセイを通じて作者様読者様と交流して新たなインスピレーションが出るかもしれないと期待を込めています。


 やらなきゃ可能性は0でもやれば可能性が小数点以下でも1は増えます。


 私はその少ない1に希望を見出しています。だから書きます。たとえエッセイであろうと。小説であろうと。


 私の趣味のために。私の作品に需要があれば続きを書こうかなと思いますし、なければ次のプロットを組みます。プロットはみんな誰だって考えれます。


 ただそのプロットを文字起こしする派としない派は分かれますけど。私はしない派ですね。


 プロットを書いた時点で満足しちゃうタイプなのでプロットは胸に秘めて執筆しています。


 モチベーションの話しに戻りますが。話の結末を決めれる神にも等しい存在になっているのです。そうなのだから世界を創造していける唯一の特権を持った執筆は時間の空いた時間でもいいので少しずつでも書いて喜びましょう。


 小説を書く君へ。少なくとも君が書いてくれることで私は嬉しいです。

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