小説を書く君に
空海加奈
エッセイを初めて書く
ちゅうい!まる!
注意として賛否両論はあることを承知の上で書くことを先に述べておきますが。読んでくださることにまずは感謝を。ありがとうございます。
色んなジャンルが今では世の中で色んな物がテンプレや王道として蔓延っておりますね。ただその中でも大きいジャンルと言うものは何事にもあるかと思います。
『ファンタジー』『チート』『成長』『成り上がり』『悪役令嬢』『異世界』『サスペンス』『SF』『ミステリー』『ラブコメ』『学園物』
まぁ上げて行けばキリなんてないくらいに多いですね。
ただ王道とは?と考えた時にその中でも面白いものや個人的に満足足りえない部分がある小説など沢山あると思います。
理由は『一人称』『二人称』『三人称』などなどの書き方が読み手の心に刺さるかどうかだったり。
はたまた、世界設定…いわゆる世界観と言ったりしたものですね。それが矛盾を起こしていることを気にする人などもいます。
魔法などのファンタジー要素があれば実質、地球で多くの科学者が積み上げた化学現象を凌駕する現象を起こしても不思議にならず。かといってファンタジーとは『魔力』という新しい化学元素があったと仮定する世界観なのである意味SFとも言えるでしょう。
つまりは読み手にとってはそれを理解するに至る分野であれば魔法があっても良いし、それを省略しても作者が裏設定として構想を練り上げていれば『SF』サイエンスフィクション足りえるということにもなります。
もちろん今ではファンタジー物と言えば中世だったりという固定観念があったりされます。
固定観念が悪いことではないですよ。その固定観念が広がったおかげで多くの読者、またはアニメ作品等で幅広く受け入れやすいジャンルへと昇華してくれましたわけですから。
さて、これから小説を書く君へ。自己紹介が遅れました。空海加奈です。「そらみかな」と申します。
ジャンルと言うのは大切な一つです。ですが多くの物語を形成する上で、これは漫画家の方なら当然すぎるというくらいに叩きこまれることですが。
ジャンルの中でもさらに細分化したジャンルがあります。カクヨムではそれを『タグ』と称して分かりやすくしてくれてますね。
『タグ』とはジャンルの細分化されたジャンルです。
つまり言いたい事としてタグもジャンルの一つということを言いたいのですが。これに関して読者への魅力を伝える自己PRみたいなものだと思えば良いと思います。
異世界×悪役令嬢=魔法を使う令嬢や。
現代×悪役令嬢=現実世界の分野を取り入れた悪役令嬢だったり。
異世界×現代文化=知識チートだのということを考えることもありますね。
ただ人によっては『チート』という言葉を毛嫌いする人がいます。主にゲームを行う人達ですね。
正式な言葉の使い方として『チート』は便利なものみたいな印象を小説や漫画アニメでは印象を変えていくようなことはありますが。
本来の言葉の使い方としては『チート』とはイカサマ、不正行為を差す言葉でそれは運営する側が意図してない行為を行っていることを差したりします。
ですが、多くの人間がゲームをするわけではないです。そういう人からしたらチートって便利な言葉だという風に扱われていますからその解釈でも別に良いと思います。
相手にとって慣れ親しんだ言葉を使うというのは、教育者が相手の知能指数に合わせて分かりやすく問題文を教えてくれるのと同じことですから。
なのでこれから小説を書く君へ。色んな批判や批評があったとしてもそれはそういう読者『も』いるということで好きな作品を描いて良いわけです。
理由も書いておきましょう。
そもそも現代の『チート』と呼ばれるものは元から昔のアニメ分野でも多数あることだからです。
異世界×勇者=成長するorご都合主義ないしは血筋が特別
現代×知識=主人公がすでに努力を終えていて周りの人は主人公が凄いことを知ってる。
宇宙人でも惑星でもロボットでもなんでもありです。
ただ。注意が必要なこともあります。それが『人格破綻』です。
主人公が持て囃され英雄視されるのはいいことです。それに広がるヒロインというのも良いです。ただなんでもかんでもヒロインが清い心の持ち主というわけではありません。
嫉妬なんて人間には身近な現象です。それを割り切ってる人間が多い世界設定だとしても人間の感情はそこまで軽いものではなかったりします。
好きすぎるからこそ主人公に意図してない行動を起こしたっていいです。主人公に迷惑がかからないように何もしないヒロインもいたっていいことでしょう。
それを丁寧に描写してヒロインはこういう考え方をしているという『二人称』を使うのもいいと思います。
昨今のアニメで批判されることの一つとして、そんな都合のいいことが。ということを言う人は主人公に感情移入できなかったり。世界設定に矛盾を感じていたりなどもいましたが新しい分野を開拓するという意味でそういう意見を見て思考を固めないで大丈夫だと私が言います。
それを踏まえた上で分野を開拓させた人達が多くいます。
奴隷×ハーレム=ヒロインの感情よりも奴隷という制度が優先されるためハーレム状態になっても当然だったりします。
ジャンルの乗算はどんどんやってもいいですが上記で上げたのはあくまで二つですが三つ四つと増やしていけばそれは貴方だけのオリジナル小説だと自信を持って言えます。
異世界×ミステリー×奴隷=なんてものを作ってもいいと思います。
タイトルが長いとか短いとかはわりと関係なかったりもします。
あらすじを読んだら読者はどんなストーリー展開なのかある程度分かったりすると思いますが。
あらすじ×タイトル=というのが長いタイトル名に発展していった結果なので効率を求めた結果の読者のニーズに応えたともいえるでしょう。
長い方が初見の読者が手に取りやすいという構図なので。読者にとって問題なのは初見の手に取りやすさと、ストーリーが自分の求めているものだったり世界観に惚れたりなど。どれだけ深読みしても読者にとって小説とはお見合い相手だったり合コン相手だったり、はたまた結婚相談所とでも呼んでもいいです。
そういう機会を与える一つの場所でしかないのだから、貴方が思い描く作品の魅力をタイトル。タグ。あらすじで沢山アピールしてもいいですし。硬派に自分の作品はこういうスタンスで行くのだと自分の気持ちをタイトルやタグ、あらすじで表してもいいです。
ただ私が個人的に思うのはタグでもいいですしタイトルでもいいですけど一番作者が拘ってる単語を取り入れてくれたら私は凄く嬉しいです。
小説を探すときに検索に引っかかりやすいのもそうですが。それを書いてるということは作者にとってこれは大事なことなんだろうなって伝わります。
これはただの一読者としての私の意見ですが。やはり作者が楽しくないと物語を最後まで書くモチベーションが保てないですからね。
これから小説を書く君へ。好きなアニメでもなんでもいいです。そこからこういうジャンルを他のジャンルに掛け合わしたらきっとそれは素敵な作品ができるのだとインスピレーションを働かせ続けてください。
それは人と話すときのユーモアになります。人間としても魅力が上がります。
それは他人の感情を受け取りやすくなります。他人への理解度を深めてくれます。
小説に限った話ではなく、人生にも大きく影響してくれるでしょう。
たまに、エッセイを書くことにしました。
このエッセイで、私の言葉遣いをインスピレーションに変えて新たな物語を描くかもしれない多くの人へ、これから多くの人と関わっていく読んでくれた貴方へ。
少しでも素敵な人生が待っていること願います。
ちなみにこんなことを書いてますけど私は結構適当な人間です!みなさんファイトですよ!
頑張れて、生きれてとても偉いです。 ―空海加奈より
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