第19話反乱対戦

 リスティーナは、平和と武闘で今日も溢れかえっている。そこら中で、平和がばら撒かれ、そこら中で、武闘がばら撒かれる。

そんな、治安が民主によって、激変する、

リスティーナの街、革命も50年に一回は、起きている。 そんな、リスティーナの街に危険が、迫ってくる。



----宿屋貸部屋

「で、結局その、"不審者"を、見逃してしまったと?」


「そうです、仲間を連れていて、今の私では、到底叶わない、敵だったので、情報より、命かと」


「それは、そうだけどさ……ベリン」


「どうかいたしましたか?」


「お前……馬車代忘れだろ」


「?…………!!武道大会の……入場料で、取られしまた。」


「やっぱり……こんな、重大情報を掴んだというのに……ギルドまで、どうにかならないか……」


「移動系魔法を使えば良いんじゃない?」


「移動系魔法も、そこまで便利じゃないし、普通、街生活で、移動系魔法なんて、使うかい?」


「使いませんね……」


「そしたら、彼等の標的になり、機密情報を抱えていると知られたら、確実に殺されてしまう。」


「じゃ……どうすればいいんだろう……」


「逆に、移動系魔法で、場所を明かし、敵をおびき寄せる、とか、どうかな?」


「ありですね、何処か、私達の有利な土地を探しましょう」


「で、その仲間の人数わ? それによって、戦略が、変わってくる」


「軍になっていました。 3番隊まであり、1隊30人程度かと、あとは、10人の強者が居ました」


「100対2か……10人の強者達を先に倒してしまえば、後は、勝てると思うんだ。 だから、先生攻撃がしやすく、かつ、見晴らしが良い、かつ、隠れ場が、有る所……」


「条件が、沢山ですね……」


「そうだな……バレンシヤ大洞窟とかは、どうだ? バレンシヤ大洞窟は、王都にまで、繋がってるので、そこから、移動系魔法を感じたら、直ぐに敵だと判断するはず」


「後は、ドジラない様に注意するだけ……ですね」



----バレンシア大洞窟内

「敵襲が来たぞ、ベリン」


「はい、でも、バレてないですね」


「魔力反応を洞窟の奥の方に置いているからな。」


「アリスティア隊長〜! 敵なんて居ませんよ〜」


「いや……洞窟の奥から、私達から逃げていくような、魔力を感じる」


「1番隊は、相変らずうるさいな」


「そうですよね、カルトレビン隊長! 1番隊は、私達を見習うべきです!」


「そうやって、争うなよ……面倒くさい」


「フォル隊長は、もうちょっと争う意欲を見せてもいいんですけどね……だが、我ら3番隊が、1番成績が、良いのだ。 優等生という奴だな」


----二人の隠れ場

「アイツ等、もしかして馬鹿なのか?」


「隙が、ありまくりです! でも、10人の強者は、現れませんね……」


「いっそ、アイツ等先に倒して、おびき寄せれば、良いんじゃね? アイツ等弱いから、直ぐ倒せそうだし」


「そうですね、先手を打ちましょうか」



----再び戻ってバレンシア大洞窟内


「いや! 1番隊が、というか、アリスティア隊長こそが、至高です!」


「2番隊、というか、カルトレビン隊長の冷静さこそ、至高です!」


「違〜う! 3番隊、というか、フォル隊長の内に秘められてる、才能と闘争心こそ、至高なのです!」


「会話に割り行ってごめんね、穿孔之追跡一流線 ストリームラインド」


 黒き穿孔が、敵部隊を襲い始める! 10人の強者とは? 静かにリスティーナと王都のプチ戦争が、始まる!

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