第17話反乱の因子
私、ベリンには、特別情報収集という、王都からの超重要任務を任されている。 幸い、アルミスには、武道大会決勝という任務がある。 要するに、 自由行動マジバンザイ
ベリンは、情報収集等辞めて、町の見学をしていた
あくまでも、"見学"だからね、冒険じゃないからね
「そこのオネーチャン! 俺等と上げてかない?
バーリィつっうか、パーティ? テンションぶち上げてこうぜー!」
グヘェ、ポタポタポタポタポタポタポタポタポタ
その男は、出血過多で逃げていった。
ベリンの記録ノート
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街を監視していたら、白装束を着たとても不気味な
明らかに、"不審者"な、奴を見た。
その後追いかけてみる。
だが、奇妙な事に不審者は、通った細路地の行き止まりをすり抜けて逝ったのだ。
私にもそんな魔法は、聞いたことがない。
今度、アルミスに聞いてみるか。
と、思った瞬間、不審者がまた、すり抜けて、細路地に戻ってきたのだ。
私は、とっさに移動し、隠れる。
何故戻ってきた? それは、分からない。
不審者は、細路地を出て、武道大会の会場方面まで歩き出した。
何故? あんな不審者ぽっい奴は、試合には、でないと思う。 なら、観戦か? いや……それでも怪しすぎる。
そんな、考えが渦巻く脳内に1つの結論が流れ込む。
武道大会をめちゃくちゃにして、皆殺しにする。
そしたら、それを王都側が、やったと言う。
しかし、王都側には、そんな者を仕向けた記憶は、
無い。
そして、リスティーナは、有利な形で戦争を開始する。
それなら、貧弱な、リスティーナ勢力でも、勝ち筋は、有るかもしれない。
要するに、あの不審者は、リスティーナの者
危険な、反乱因子の可能性が大アリだ。
急いで、奴らの目的を止めなければ。
推測の行動では、あるが、それが推測じゃなかったら、とんでもない事になってしまう。
反乱因子の可能性があるならば、"消す"だけだ。
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