第11話反乱の兆し

現銀翼の強団員との"模擬戦"

−−1人目閃光のアルグレス

「ヨーイ…スタート!」

 受付嬢の始まりの声が鍛錬場に響く。 手抜きは、しないからな。

「お前…アルミスとか言ったな? 手抜きは、しないからな?」

 駄目だ、コイツラ自分の弱さを知ってねぇ…

「そうですか? 僕は、抜くかも知れませんよ?」


「舐めるなょぉ! ガキが!」

 奥で団長がうずくまっている。 よほど、怖いのだろう。 俺が、それは申し訳ないと思っている。

「苛ついた…」

 今回は、ガチで切れたんだよな…

「あ? ガキの遠吠えか?」


「剣神降臨 アルムレイ」

 剣神が、アルミスの体を依り代として、降臨する。 その後、一閃…

「俺の勝ち」


----二人目カラミランス


 あんまり強くなさそうだな…カラミランス…魔力総量は、王都騎士団に劣る…だが、それ以上の

"技術を"内包しているらしい。

「私は、アルグレスみたく、手は抜かない。」

 ほうほう…楽しい、パーティが始まるぞぉい…

「破壊纏身辺カラミティ」

「破壊をからだに纏う…か、中々いい発想じゃないか。」

 ちょっとこの時の俺は偉そうだったな!

「破壊付与 破壊ノ槍カラミティア」

 その破壊の一撃は、"俺"以外の全てを破壊した。

「まだまだ精進が足りないぞ? 上を魅せてやる

破壊付与 獄衝拳カラミィスト」

 その破壊拳は、"全て"を無に還す。


 団長のナイスプレイにより、これで模擬戦は、 

終了した。 「団長ありがとう!」


暴走児を抑えた、団長のナイスプレイ!

これから、とてつもない事件が連鎖して起こり出す

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