第7話第二の手続き

魔力測定 "苦手魔法放出"

 俺には無いんだがな…

「アルミスの苦手魔法は、なにだ?」

 どんな嘘をつこうかな…地脈撃とでも言っておこうか。

「地脈撃や流脈撃が苦手です。」

 我ながらいい嘘をついた、地脈撃や流脈撃は、まず、使えない人の方が多いからな。

「じゃ、アルミス、うってみろ。」

 この馬鹿(団長)は、なにを言っているんだ?

「いや…だから、苦手で…」

「そんなのはどうでもいい、早くうて。」


 やるしか無いか…面倒くさい…苦手というか、

意識を脈に集中させるから、疲れるんだよな…

「うちます、

龍皇之地粒龍脈撃ナーバァドラノイド」


 やりすぎてしまった…でも、天にうったからね!

地面は、ちょっと数秒間抉ったんだけど…

天にうったらか被害は、ないからね!

「怖ぇ〜ー、あ、第二の苦手魔法放出、合格!」



 問題児の暴走は、まだまだ続く…

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