第6話第2の手続き

第二の手続き"魔力総量"測定


 魔力測定の内容は、段階的に別れている。

1、適正魔法放出

2、苦手魔法放出

3、傭兵団必須魔法の放出または、習得

4、どんな魔法のアレンジが、出切るのか測定


 こんな感じの内容だ、別に苦は、何も無い。 でも、傭兵団必須魔法って何だったっけな…

 って、ビックリした…受付嬢さんどうしたんですか? 

「傭兵団必須魔法を知りたい?」

「まぁ、教えてくれたら嬉しいけど…」

 何故か、てれ気味にいってしまった…好意は、無いが女性に、慣れてないからな。

「傭兵団必須魔法は、銀翼之生成ミスラッドよ、

銀翼之生成ミスラッドの能力は、鉄の硬さ程の翼を生成する。 あと、応用で、銀翼之翼撃ミスラスター 等があるわね。」


 受付嬢に、色々教えてもらったお陰で、大分簡単になると思う、だって、出来ない事は無いからな。

無いと言うよりは、少ない、のほうが正しいがな。



 団長が高らかに適正魔法放出と、叫んだ。

この、鍛錬場を壊してしまうという、心配は、要らない。 何故なら、空に放つからな。準備は、完璧だ、アマ穿つ点睛之ハルジオンではないが、ハルジオンの20倍の、威力を持つ…この技を放とう。


「ユニ穿つ原子之龍爆ユニコーン」




 天が割れ、地は揺るぎ、空は、見えない程の、

魔力濃度で、もう一回うったほうが強いんじゃねえ?

という、考えも出てしまった。

とにかく、これで合格だろう。


 受付嬢と、団長は、は? みたいな顔で止まっている。 時間は、止めてないんだけどな…

「そういう事じゃない!お前…何なんだ? まさか、原子爆撃、ユニコーンを使えるなんてな…

即入団!と言いたい所だが、あと3つの測定も一応やって貰う。」

 何だかんだ、入団確定らしい、良かった…。

「はい!あと3つも本気で、取り組みます!」

 本気は、もういいかな…怖いから…。

「どうしたんですか? 団長?」

「大丈夫だ、問題無い。」



 問題児の暴走が始まる…

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