第8話第二の手続き

魔力測定 "傭兵団必須魔法"



 これは、受付嬢から情報を得ていたから、大丈夫だと思うがな…

「傭兵団必須魔法って?何ですか?」

 俺のそんな嘘らしい言葉に笑う受付嬢と真剣に答える傭兵団長

「何だとおもう?」

 団長は、答えて欲しいのかな?

「え〜、分かんない!銀翼とか?」

 受付嬢は!相変らず笑っている。

「そう!正解!銀翼系の魔法を習得、放出して貰うよ!」


 俺の天性のセンスで、銀翼系の魔法は、30秒で覚えた。

「覚えました!うちたいです!使いたいです!」

 団長は、困惑の眼を向けてくる、そりゃ無理もない、自分より何個も下の子供に覚えるスピード負けたんだからな。

「え? うん? まぁ、うん、うってみて…」


 俺は"うっていい"という、絶対防御がある。 怖い物知らずというより、怖いという概念が、無くなった瞬間だった。

「銀翼之殲滅翼撃デスブラッディ」

 え?という顔を向けてくる団長、アンタが

"うっていい"と言われたからな、責任は、アンタの方だからな!

「ご…合格…だよ…」

「す…凄い…凄いねぇ…」

 俺は、団長と、受付嬢から褒められて絶好調だ。


?問題児?暴走、制御不可能?そんなん知らん

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