自称クマの物書きやってます。

緋色 刹那

ʕ•ᴥ•ʔ

〈はじめに〉

 どうも。緋色刹那(ひいろせつな)こと、コディアック緋熊(ひぐま)です。

 私の黒歴史は、主にSNSで物書きのクマを名乗っていることです。現在進行形で。

 ちょこちょこメタい発言があるので、注意。


〈コディアック緋熊とは?〉

 そもそも「コディアック緋熊」というのは、前のペンネームで、現在のSNSのアカウント名です。コディアックヒグマ(アラスカ半島沿岸部およびコディアック島近辺の島々に生息する、ヒグマの最大亜種。ウィキペディア調べ)のように、創作界で強く生きていきたいと思い、名づけました。

 と言っても、クマに特別な思い入れがあるわけではありません。むしろ、カピバラやチベスナのほうがずっと大好きです。

「本当に好きな動物の名前つけたら、身バレするかも」

 と心配で、コディアックヒグマにしました。

 今思えば「好きな動物ていどで、身バレしてたまるか」って感じですね。ここ、黒歴史ポイントです。


〈自称クマの物書きを名乗り始めた理由〉

 SNSでのキャラづけと、自衛のためです。

 リアルでの私は、口下手で人見知りで弱々メンタルです。小説の宣伝と交流のためとはいえ、ありのままの自分でやっていく自信はありませんでした。

 そこで、どこかのサイトに載っていた「キャラクターを作る」というアドバイスを採用しました。SNS上のキャラクターが緩衝材となり、現実の自分を守る仕組みです。黒歴史<SNSへの不安って、矛盾している気もしますけどね。

 不思議なことに、コディアック緋熊としてなら、誰が相手でも雄弁に話す(文字を打つ)ことができました。また、特殊な名前であるためか、すぐに名前を覚えてもらえました。


〈クマ活〉

 「クマの物書きを名乗るからには、クマらしいことをせねば」と、クマ活にも力を入れていました。

 以下、実践したもの。

・クマ関連のニュースに目を通す

・SNSでボフボフつぶやく

・クマ語の台本を書く

・クマグッズを集める(気づいたら増えてる)

・カトマイ国立公園のライブカメラを覗く(ヒグマがいっぱいいる公園)

・いつか、コディアック緋熊として配信するためにイメトレ(無意識に自分を「クマ」と呼んで以降、自粛)

 結果、予想以上にクマ化が進んだので、今では「クマムシ」の「クマ」ということにしています。クマムシも強いですし。


〈ペンネームを変えた理由〉

 最初に挙げたとおり、以前はペンネームとしても「コディアック緋熊」を使っていました。

 変えたのは、三年前。他の投稿サイトでちょっとした賞をいただいた際、ふと我に帰りました。

「このまま一生、"コディアック緋熊"でやっていくのか?」

「シリアスな話を書いても、このトンチキなペンネームのせいで雰囲気をぶち壊してしまうのではないか?」

「というか、コディアック緋熊って何?」

 悩んだ末、クマよりマシな「緋色刹那」に改名しました。

 ペンネームが目立って、興味を持たれやすいというメリットもあるにはありましたが、「ペンネーム頼りでいたくない。内容で勝負したい」という思いのほうが勝りました。ペンネームきっかけで読んでくれた人がいたかは知りませんけど。

 なお、緋色刹那の「緋」は、コディアック緋熊の緋です。コディアック緋熊だったことを忘れないよう、一文字だけ残しました。

 アカウント名を変えないのは、コディアック緋熊自体に知り合った方が大多数だからです。私も「緋熊」呼びされるほうが慣れていたので、あえて変えませんでした。


〈さいごに〉

 いずれ、「コディアック緋熊(自称物書きのクマ)」は思い出すのもはばかられる、ガチの黒歴史になることでしょう。今はまだ黒歴史の途中だからか、それほど恥ずかしいこととは思っていません。

 そのときは、今は名乗っていない肩書き(=作家としてデビューしたから名乗っていない)を恥じれるような未来であって欲しいと願っています。


(終わり)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

自称クマの物書きやってます。 緋色 刹那 @kodiacbear

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画