折りたたみ椅子やざるなどの何気ない描写が、若かりし頃とはまた違ったスローな時間を感じさせて、暖かな気持になりました。
兄弟姉妹というのは両親がいなくなるとその絆が強くなるようで、肉親の情にやや薄い自分にはうらやましい限りです。こんなふうにバレンタインなどにかこつけて同じ時を過ごしていくのもいいなあと。
ちょっと違ったバレンタインストーリー、ありがとうございました!
作者からの返信
身体的な変化のみで老いを表現すると憐憫の色が強くなってしまうかなと思ったので、田舎年寄りあるあるな小道具をいくつか用いてみました。それがあることで日常感を感じてもらえたらいいなーという思いでした。
読んて頂き、ありがとうございました!
このお話を自力で見つけられた自分を褒め讃えたいくらいいい話でした。二歳年下の弟にバレンタインなんて考えたことなかったけれど、このお二人が素敵すぎて押し付けたくなってきました。この気持ちを冬まで保てるように頑張ります。素敵な時間をありがとうございました。
作者からの返信
こんな辺鄙なところにある小説を手に取って頂けたこと、とても嬉しく思います。
バレンタインをお題に書けば恋愛小説が多く生まれると思うのですが、たまにはこういう作品があってもよいかなーと思い、したためました。
読んで頂き、ありがとうございました。