x世代から始まって今はα世代
「...!」
次から次へと飛んでくるお札を躱しつつ攻略法を考える。アレまでの距離が約二十メートル...しかし、その手前に有象無象の影がアレを守るように配置されている。
「有象無象が...あのお方に近づくな」
背後では凄い顔をした芽衣が影をレイピアで滅多刺しにしている...
「おい、猫!」
「なんだ?」
「これちょっと持ってろ」
「あ、
そう言って半分ぐらい存在を忘れていた
「
――――――――――ガガガガガガ!
私は
「...チッ!」
即座にお札の攻撃対象を
「ならこいつはどうだ?
私は創り出した
孤を描いて飛んで行った
「...マジかよ」
炸裂した
「猫!一瞬だけ隙を作れ!」
「任せろ!」
そう言って猫が私を庇うように立つ!そして私に向けて放たれたお札を打ち落としていく!
「
「うお!やべっ!」
猫がこっちを見てビビりながら飛び退く、それと同時に
発射されたロケット砲弾は秒速三百メートル...捉えることの出来ない速度で飛んでいき...気づいた時には炸裂し床ごと有象無象を爆風と硝煙の渦に巻き込んでいた!
「馬鹿野郎!そんなもの室内で打つな!」
...猫の指摘は尤もだ、こんなもの室内で打ったらとんでもないことになる。しかし、これは私の
「...さて、問題はここからだ」
「...」
雑魚を蹴散らしたのだから次に待っているモノは当然...ボス戦だ。
「くっ!」
互いの拳が交錯する!今までお札でしか攻撃してこなかったが遂にボス直々に殴り掛かって来た!瞬時に私は大きく後方に飛び距離をとる。...これはヤバい!練度が違いすぎる。あいつめっちゃ強い!...
「...なるほどそういうタイプのボスね」
ボスがお札を掲げながら何かを唱えている。...こういう場合、考えられるのは二つのパターン。大技がくるかあるいは...仲間を呼ぶか。まぁ、どう考えても...
「後者だろうな」
消し去ったはずの影がまた何処からか湧いて出てきた。数は多くないがボスがいる限り無限に出てくるのであれば数なんか関係ない。
「雑魚は俺がやる!」
そう言って猫が影に向かって突撃していく!
結局一対一か...さてどうするかと思考を巡らせていたその時...私の前に一つの影が現れる。
「美雨...いいのか?」
コクリと影が頷く。全て奪われた
「一発でも当たれば
「分かってるネ」
「そうか...なら!ってお前...喋れたんかい!」
「普通に喋れるヨ」
「...なら最初から喋れよ」
「さっき喋ると
「なるほど...作者のスキル不足かなら仕方ないな」
「そんなことはどうでもいいネ...
「了解!」
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