第13話

 そんなこんなで就寝時間になっていた

 電気を消して眠りにつこうとした矢先、翼が話しかけてきた

「一ついいかな?」


「何ですか?」


「どうして、相棒や雫ちゃんは狙われているの?」


「どうしてでしょうね、私たちはただ普通に生きているだけで、誰かが私たちのことを狙ってるとしか考えられません」


「その誰かって誰なんだ?」


「知りませんよ……まぁ それがわかったら苦労しないんですけどね」


「それはそうと、翼くん お兄ちゃんのこと好きすぎじゃない?」


「ッ!!!」

(なんで今、気づいて……いや、そんなわけないか)


「そそそそんなことないよ」


(わかりやすいなぁ~)

 雫がこの旅行で思ったことは一つだけだった

(翼さんは、お兄ちゃんが好きすぎる!!)


 そんなことを考えていたら眠気が襲ってきたので眠りにつくことにした。

「お休みなさい」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る