安心してエンディングを迎えられるかは、1年目に全てかかっている!

 前に書きました、最初の1年目、むしろ最初のひと月に全てがかかっている!と私が豪語する理由は大きく分けて3つあります。


 1つ目の理由は、まず誰を狙うかによって決まる登場キャラ。

 基本的にゲームって、登場キャラは必ず登場しますよね?

 もちろんストーリーで分かれるキャラとかもいますけど、恋愛シミュレーションゲームは特にキャラは多ければ多いほど嬉しいし、基本的に全キャラが登場するイメージでした。

 それまでプレイしていたアンジェや遙かなど、ネオなロマンスがそうだったので。

 ところがどっこい、このときメモシリーズは強制キャラでない限りは、登場させるかは任意です。

 ご自由にどうぞ、なのです。

 ならば、全てのキャラを登場させちゃえ!と思ったら最後です。

 恋愛対象キャラは登場してくれればくれるほど嬉しい!と、当時の私は思っていました。

 このゲームで爆弾地獄を味わうまで……。

 このゲーム、恋愛のシステムにおいて、好感度の他に爆弾というものが存在するのです。

 爆弾を持つ意味は簡単に言うと、他のキャラにかまけてるから、自分はヤキモチを焼いているよ、という意思表示なんですよ。

 爆弾を持ってから、すぐに爆弾キャラをデートに誘えば、爆弾は簡単に処理はできるんですけど、この爆弾がなかなか厄介でして。

 ヤキモチ焼いちゃう!なんて……そんな可愛らしいものじゃないんですよ。

 なんてったって爆弾ですからね。

 爆発すると、もれなく全キャラの好感度を容赦なく下げていきます。

 キャラが増えればヤキモチを焼くキャラも増えていくということで……最終的にプレイヤーは悲しい爆弾処理班として恋愛どころじゃなくなります。

 つまりはせっかく任意なわけですから、適宜でキャラを登場させましょう!ということです。

 私の場合は葉月珪というキャラは強制で登場してくれるメインキャラです。

 そして、教職員や隠れキャラたちは爆弾を持ちません。

 なので次に爆弾を持つ強制登場キャラは後輩の日比谷渉くん。

 彼の登場は主人公が2年生になった時です。

 つまり、1年目は最推しの葉月珪とだけ関わればいいのです!

 ちなみに葉月珪も爆弾を持つので、他のキャラとエンディングを迎えたい時は1年目でも、彼にも注意しましょう!


 2つ目の理由はお金。

 このゲーム上ではお金は、リッチという言葉が使われていて、リッチの数で買い物ができます。

 買い物にいくコマンドでお店を選んだら、着る洋服や身につけるアクセサリーを購入できるのですがこれらもリッチで買えます。

 リッチは月々のお小遣いやバイトで自動的に増えていくのですが、1年目は何と言っても買うものが多いです!

 私のやり方だと2年目からすっごい余ります。

 買う物としては、まずデートに行くために着る洋服ですね。

 ピュアやエレガントなど、いくつかの属性がありまして、キャラによって好みが違います。

 そして、同じキャラとのデートに同じ洋服で続けて行くとキャラに、やいやい文句言われます。

 なので2パターンは用意が必要です。

 また、暖かさもあって、季節外れの物を着ていても、やいやい文句を言われます。

 アクセサリーや洋服の保温値を考えながら、少量で長く使えるものを選ぶ必要があるのです。

 そして夏には花火大会用に浴衣や水着、冬はクリスマスパーティー用にドレス、初詣用に晴れ着と買わなくてはならないものが盛りだくさんな1年目。

 もちろん、2年目にも買えますが、1年目からきちんと揃えたいとなると本当に大変です。

 晴れ着なんてセールの日を狙っても、めちゃめちゃ高額なので。

 なので、早めにバイトを始めて、洋服は一着。

 安めのアクセサリーで乗り切る。

 一番安上がりなのは安いアクセサリーを一つだけ買って、あるバージョン、ないバージョンでやりくりする、というやり方ですね。

 乙女のための恋愛シミュレーションゲームとしてはどうだろうか……と思わなくもないのですが、背に腹は代えられないですからね。

 2年目からリッチも余るので、好きにオシャレできますが、1年目は我慢と忍耐の年になるのです。


 3つ目は部活やバイトなどパラメーターを上げる手段です。

 1つ目にキャラの登場の有無を書きましたが、主人公のパラメーターを上げようとコマンドを選ぶと、それに伴ったキャラが勝手に登場してしまいます。

 たとえば勉強をすると秀才キャラ、運動をするとスポーツキャラなどが登場します。

 パラメーターは上げたい!でも、爆弾処理班にはなりたくない!という方に朗報です。

 恋愛対象キャラにはキャラ毎に、主人公の友達でありライバルになるキャラが一人設定されていて、基本的には恋愛対象キャラの登場後に登場します。

 しかし、恋愛対象キャラを登場させずに友達兼ライバルだけ登場させる方法があるのです。

 そして、友達と遊ぶというコマンドは、恋愛対象キャラに固定されたコマンドと同様の効果があるのです!

 勉強とパラメーターを上げたいけど、勉強コマンドをしたら秀才キャラが登場しちゃう……と思ったら、友達兼ライバルと先に出会っておいて、そのキャラと遊んでおけば勉強のパラメーターが上がる上がる!というわけです。

 たとえば秀才キャラに設定された友達兼ライバルのキャラは志穂さん。

 彼女は花屋の面接を受けてバイトすれば出会えます。花屋は即辞めでOK!現実世界ではあまり良いやり方ではありませんが、これはあくまでゲームの世界。

 志穂さんと出会っておけば、花屋を辞めても志穂さんと遊ぶことはできますし、仲良くなれます。

 ちなみに友達兼ライバルのキャラは、その相手と仲良くしない限りは、爆弾は持ちませんからご安心を。

 ただ、エンディングを迎えたいキャラがかぶり、友達からライバルになってしまうと、あんなに一緒だったのに……と思うほどの敵対関係になってしまいます。

 友情とは?と思うほどですが、懲りずに仲良くしていると、きちんとしたライバルになってくれますので頑張りましょう。


 とここまで書いて気づきましたが、ときメモシリーズのシステム紹介になってしまいましたね。

 次回は、プレイレポに戻ります。

 タイトルは『迷いに迷ったけれどなんとか軌道に乗った…はずだった』です。

 それでは、ゲームしてきます。

 親友エンド、頑張るぞ!

 

 

 

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