第3話 たんぽぽの道

天使として帰還するための岐路に道筋を引いて生きていく、どれほど辛くとも私が自ずから落命する事は無い。

条項を読み返すと面倒である、人の心というものは壊れるものだ。

まあそもそも私は頑張る必要性が無く、頭を使うのも悪魔なわけだが。


さて私は今生で何をしようか、何が出来るだろうか、何もできないこともあるからそこは期待せずに

得られるものは根性で得ていこう、その先に何か応用できるものがあるかもしれないから

私は良いリストは読まずに廃棄した。


忘れてはならない。

軌跡を残すことにするが手元のリストから選ぶ気にならない、手近な本を開き単語を拾う。

たんぽぽ、私はたんぽぽになろう。

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