PNK-02への応援コメント
ああああ待ってくださいよお!SF書けないなんて嘘じゃないですかあ😭!!笑
桃子は最後何で正面に出たんだろう、と気になってしまうのですが、司さんが桃子を愛する一方で亡き妻の菜々子さんにずーっと取り憑かれ続けてしまうジレンマを終わらせようとしたのかな。だとしたら献身的すぎてアカンですね!どこかで何とかして幸せになってくれ……
作者からの返信
ガチSFは無理なのです……!
実はこれも、「遺失物係 ―クリーンアップのススメ―」という作品の設定を持ってきて書いたモノだったりします💧
書きたがるくせにガッチガチSFの設定は考えていると頭がごちゃごちゃになってしまいまして💧💧
本当に、桃子は献身的です。
たぶん桃子は菜々子が羨ましかったんじゃないかなと。
死んでも菜々子は司の心に残り続けているので。
人間だとそんな心理の献身はナンセンスだという価値観があると思うんですが(とはいえ文学的にはそういう心理もよく描かれてはいますがw)、桃子にはそういう価値観は当てはまらないのです。
人間みたいに「私も菜々子様みたいに愛されたい」とは考えないし、そもそも「愛」もよくわからない。
でも、菜々子の真似をすれば司が笑ってくれるということはわかる。
自分にだけ与えられた名前がきっかけで、少しずつ少しずつ人間のようになっていくわけですね。
菜々子が交通事故で亡くなったという記憶には、司は笑っていなかったのに。
自身が暴走車を止めて壊れてしまったということは、PNK-02型として唯一おかした間違いかもしれません。
幸せになってほしいですよね……。
(実は続きを考えているというのはナイショ)
素敵なコメントをいただけてうれしかったです。
ありがとうございました!
PNK-02への応援コメント
こういう切ない系統のアンドロイドもの、大好きです……。
こんなにも短い作品で、ここまで胸にくるものがあるとは思いませんでした。
機械であるPNK-02に心が宿るまでの過程が、内部温度を始めとして様々な角度から綺麗に描かれている点が良かったです。
あまりにキャラクターへの解像度が高い物語でしたので、この物語が終わった後の司が何を思うのか、どうなってしまうのか──という点まで気になってしまいました。
二度も大切な人を失ってしまったつらさがどれほどのものなのか、想像するだけで涙腺が緩みます……。
桃子が最期に見たものが、ご主人様の笑顔だった──と言う部分は、悲しい物語の中、せめてもの救いですね。
作者からの返信
こんにちは。コメントありがとうございます。
この作品がお気に召していただけたようで安心しました。
あまりよけいな描写を入れずに短く書きたかったものなので、お褒めのお言葉により一層うれしさを感じます。
確かに、司はとても不運ですよね……。
古いタイプのPNK-02型を買ってしまったばかりに。
司の気持ちまで考えていただけてありがたいです。
実は、作者の自分が言うのも何ですが、司は何が何でも部品集めて直してそうだなーとか考えてたりしました。
おっしゃるとおり、桃子が最期に見ることができたのが、泣きそうとはいえ笑顔の司だったというのは救いだったと思います。
感情なんかないはずなのに、名前とリボンに感謝する……
司にとっても、桃子の最期の言葉はうれしかったんじゃないかなと。
温かなコメントを書いてくださって本当に励みになります。
ありがとうございました!
PNK-02への応援コメント
あんなに「理解できません」の桃子が、最後にあんな言葉を口にするなんて。こういう奇跡は大好きです。
ともすればすぐ感動的なほう、いやエモい感じに流れがちなのをグッと堪えて、むしろ機械であることを強調しつう、温度だけは変化して、そして最期。たまんねえなあ!
堪能させていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たまんねかったですか、よかったー!
はい、そうなんです。淡々と書きたくてこうなりました。
桃子という名前をもらって感情が少し芽生えたところで機械であることは変わりない、でもだからこそラストにエモくなる!ということで。
旧式の桃子の変化は内部機器の温度でしか表せないという設定も、
淡々と書いた理由でした。
いつも的確に読み取ってくださるのが本当にうれしいです。
ありがとうございました!
PNK-02への応援コメント
こんにちは。コメント失礼いたします。自主企画へのご参加ありがとうございます。
桃子さん……。最初は無機質に感じた彼女のことが、読み勧めていくうちに、愛おしく、大切に、慈しみたい相手へと変わっていきました。最後の言葉も、とても切なくて……。柔らかな文章も、とても好きです。素敵なお話を読ませてくださり、ありがとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おおっ、うれしいです。
桃子がだんだん人間っぽくなっていくように書きたかったので。
なんとありがたいお言葉なのでしょう。
最後に一番人間に近くなったように書いたつもりでしたが、どうやら成功したようですね…!
しかも文章まで好きと言っていただけて、とても光栄です。
こちらこそ、素敵なコメントをいただけて、本当にうれしいです。
ありがとうございました!
編集済
PNK-02への応援コメント
諏訪野さんのフォロワーのものです。はじめまして。導入もすばらしかったですが、
「も……しわ……ご……」
「しゃべらなくていいよ。今、切るね」
ここから一気に没入できました。
よかったです!
とても自然なSFをかかれますね。共感能力がとてつもなく高い方なのだろうとおみうけします!
追記:え、そうなのですか?
であるとすれば、おそらく「共感」の理想域が高いのだろうと思います。とっても自然で、よかったですよ!彼女に息吹を感じました。いとおしかったです。
筆致がすきです。
作者からの返信
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
なるほど、そこから没入。なるほどなるほど。
自分でよくわかっていなかったので、そう書いてくださるとありがたいです。
SF、実は苦手分野でして……なのに書きたくなっちゃいました。
自然なSFとのお言葉、とてもうれしく思います。
共感能力、たぶんめちゃくちゃあります。
共感性羞恥が働いてしまって、男女の恋愛を書くのが苦手なので。困ったものです。
でも、こうしてコメントを書いていただけたということは、困った甲斐があったということでしょうかw
とても励みになりました。
ありがとうございました!
[追記]
共感の理想域……、素敵な表現!勉強になります!
桃子に息吹を感じた、いとおしかったとのお言葉、そして筆致について言及してくださったことなど、とても光栄に思います。
本当にありがとうございました!
PNK-02への応援コメント
感情を持たない機械が内部温度という揺れ動く尺度がそのままエモーションとなっているところが斬新でした。
距離がセンチ単位の精確さで表現されているところもマシンらしさがあって良きです。泣けるSFですね。
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
機械がだんだん感情を持つようになるという昔からよくある(よくありすぎる)設定を使うにあたって、主人公をポンコツにして内部温度でしか揺れがわからないようにしました。
正直、こすられすぎの設定だよなぁ…などと危惧していたので、斬新とのお言葉をいただけてとても光栄です。
そうなんです、センチ単位なんです。
そこに気付いてくださってうれしいです…!
ミリではないところが旧型ということでw
自主企画に参加させていただけてよかったです。
ありがとうございました!
PNK-02への応援コメント
亡き妻の話を主人から聞くと内部温度が下がるのが、最高に切ないですね……
いろいろなSFのモチーフになっていますが、人としての感情って何でしょうね。私は「迷い」「悩む」ことだと勝手に思っていて、小説でもそういう部分に心惹かれることが多い気がします。今後もAIには真似できない部分ではないかと。
素敵な小説、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
内部温度の記述がないとただ亡くなった菜々子の真似をしているだけになるので、
主人公の内部温度が下がることによって切なさが出るように書いてみました。
書いた自分も、読み返すとちょっとうるっときます…。
でもわかりづらいかなと思っていたので、そこに言及してくださってうれしいです。
確かに、迷って悩んで傷付くのは人間の特権かもしれません。
カクヨムでユーザーの自己紹介などを見ていると、「平和で穏やかな心境の時は何も書けない」と言っている人が少なからずいます。
私はそうじゃなくても書いちゃう人ですが、気持ちはわかります。
心の機微を書けるのは人間だけかなと。
今のところは、AIは人間の真似をしているだけに過ぎないようですしね。
PNK-02の方が優秀ですw
こちらこそ、素敵な感想をありがとうございました!
PNK-02への応援コメント
朝からやばい物を読んでしまった……。
カクヨムコン参加作品を最後に何か一つと思ったのですが、こちらを選んで正解でした。
機械、というにはとても暖かい。菜々子を失くしたその瞬間から振り続けている雪が、桃子の最期の言葉でふと止んだような。青くはない、灰白色の空気。悲しいけど……ありがとう。そんな優しさが伝わってきました。えっ泣きます。
本当に素敵でした! ありがとうございました!
作者からの返信
なんとご親切な……ううう、うれしい……
最後の作品として正解でしたか……、よかったです!
灰白色、わかりますわかります、自分でもこの作品には何となくそんな感じを受けます。
そこに淡いグリーンやピンクのリボンがふわっと。
泣かせたぜ!いえーい!なんて思ってません思ってませんよ。
本当に励みになります。
ありがとうございました!